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進学通信No.68-京都橘中学校・高等学校
30
10月
  • 進学通信No.68-京都橘中学校・高等学校
  • No.68 . PICK UP TOPIC . 京都橘 . 進学通信 .

左より、インタビューに応えてくれた中3代議員のYKさん、FSさん、KSくん、YSくん。「音楽関係の裏方などに興味がありますが、夢がいっぱいなので、これから楽しみ!」(YKさん)「国公立大学進学を目指しています!」(FSさん)「将来の夢は学校の先生!」(KSくん)「将来は建築家になりたい。大きなビルや橋を造って社会に貢献したい」(YSくん)

毎日の学習スケジュールなどを詳細に書く『TM手帳』。先生からのコメントを読むことが、生徒たちの楽しみになっており『TM手帳』で先生との絆が生まれていると言っても過言ではない。

 国公立大学進学を目指す中高一貫『V コース』が導入され、今年で8年目を迎えた同校。115年の歴史ある京都橘高等学校に新設された中高一貫のコースとはいえ、新設校は歴史、文化はもちろん実績も未知数であるため、保護者にとっては不安を感じることが少なくありません。そんななか、2016 年に同コース1期生が、今年は2期生が卒業し、2015年は34名であった国公立大学合格者が71名(2016 年)、68名(2017 年)と倍増し、注目が集まっています。「中高一貫『V コース』は2クラスで構成しており、中学3年間は学力に関係なくクラス分けを行い、伸びのびと学び、学校生活を満喫します。ところが本校に限らず、中高一貫校の生徒にとって中3・高1は中だるみをしがちな時期となります。そこで中だるみを防ぐため、高1進級時点に学力別でクラス分けを行い、無理なく、落ち着いて学習に取り組めるようにしています。さらに高2になると、理系・文系に分かれて、それぞれの目標に向かって学びを深めます」(安田文彦教頭)

中高一貫校が中だるみをしがちな時期に、学力別クラス編成を実施することは特異なことではありません。『V コース』が新設コースであるにも関わらず、良い実績を残すことができたのには、他に理由があるはずです。 「受験は団体戦」と称されることは、多くの保護者もご存知のことでしょう。その理由は、それぞれが目標に向かって学びながらも、「良きライバル」と呼べる仲間の存在が刺激となって、辛いときも苦しいときも頑張り抜けるから。このことから、『V コース』の多数の卒業生が国公立大学合格を実現させた理由には、学力の伸長だけでなく、仲間意識を育み、それぞれが良きライバルになり得たすばらしい環境があったことは容易に想像できます。 また、同校には、クラスの代表者を指す『代議員』という制度があります。『V コース』は3学年各2クラスのため、中学生の代議員は全員で12名となります。この12名を中心に、中1から中3までが一丸となって学校行事などに積極的に取り組んでいます。「少ない人数だからこそ団結し、同じ目的に向かって事を成す。この環境が功を奏していると言えるのかも知れません」  (安田教頭)

取材時は、ドッジボール大会を控えて、どうすれば盛り上がり、皆が楽しめるかを代議員が中心となって企画している真っ最中でした。早速、『V コース』4人の代議員に集まってもらい、インタビューを行いました。

代議員インタビュー

──代議員の選出は、どのようにするのですか?

KS くん 先生やクラスの皆から推薦されて決まります。断ることもできるのですが、皆、引き受けます。

YK さん せっかく推薦してくれたので…。代議員の任期は前期もしくは後期となります。

──勉強、部活動、代議員を、どのように両立させていますか?

KSくん テニス部キャプテンをしていますが、勉強も部活動も、代議員の活動もすべて楽しむことが両立させる秘訣かな。

YK さん 私は吹奏楽部で、学校外では合唱団に入ったり、ピアノを習うなど、結構、忙しいのですが、朝テストや小テストをしっかりやっていれば問題ないと思います。

FS さん 皆のために、楽しみながら取り組むことって大切だなと思います。YK さんと同じで、朝テスト、小テストにしっかり取り組めば、勉強は大丈夫です。

YS くん 授業に集中して先生の話を聞き、しっかりノートをとれば大丈夫です。部活動、代議員活動も、気持ちを切り替えて取り組めば両立は難しくありません。

──代議員の活動を通じて、学んだことを教えてください。

KS くん 適性に応じて役割を決めると、人は力を発揮することができるとわかりました。

YKさん 自分の意見を人に簡潔に伝えるのが苦手ですが、少しずつできるようになってきたと思います。

FS さん 自分の言動に責任を持つ大切さがわかりました。

YS くん 人前で話をするのが苦手だったのですが、代議員は発表したり、連絡をする機会が多く、慣れてきました。やればできるということがわかり、自信がつきました。今、ドッジボール大会に向けて、企画を練っている最中です。楽しい企画を考えて、盛り上げたいと思っています。

学力だけでなく、学校生活のあらゆる場面を通じての人間的成長が、『V コース』生にすばらしい実績をもたらしていることを実感しました。

インタビューに応えてくれた高3生・Kさん(一貫Sクラス)、Sくん(一貫理系クラス)。放課後は18:35の最終下校バスまで学校の放課後学習会を受講したり、自習室や教室で勉強するのが習慣だそうです。

INFORMATION

1.2018年度入試よりWeb出願スタート

2.T入試<適性検査型>導入1/14(日)午前2科(国語・算数)

公立中高一貫校受験者も安心!

3.11/11(土)実力判定テストまたは適性検査型判定テストで腕だめし!

本番さながらの体験ができます!

『ミニ体育大会』でのワンシーン。「昨年のミニ体育大会は、初めて代議員と生徒会ジュニア(中学校生徒会)が企画して開催しました。何もかもが初めてでしたが、全員で協力し合い、分担して成功させることができました」(FSさん)

「『Vコース』は学力を高めるために補講や朝テストなどを実施。全体で学力の底上げを行い、先取り学習、合宿などを実施して、目標に向かって学べる環境をつくっています」(安田教頭)

『SHOW体育館 STAGE』のようす。数年前まで文化祭は、高校生が中心となって開催していたが、最近では中学生の代議員がリードして、体育館で中学生による部活動発表会などを開催している。

7月に開催された『ドッジボール大会』。「学年を縦割りにして男女別でチームを組み、総当たりで優勝を決めます。毎年、大いに盛り上がり、この活気を秋に開催される文化祭で、さらに爆発させています」(安田教頭)

 

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