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進学通信No.68-賢明学院中学校・高等学校
30
10月
  • 進学通信No.68-賢明学院中学校・高等学校
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新コースで未来を切り拓き世界で活躍できる力を養う

近年、同校が全校規模で取り組 んでいる教育改革に注目が集まっ ています。主に“進路指導”と“学 習指導”の強化です。その結果、 今春の大学合格実績は、国公立大 学 15 名、関関同立 20 名、産近甲龍 60 名超と大躍進。2017 年から は中3での大学訪問を実施し、中 2の職業体験と併せて早期から進 路への意識を高めています。 「地方を含めて国公立大学を目指そ うという意識づけを行ってきまし た。さらに模擬試験の結果を分析 し、授業を見直したり、基礎学力 を定着させるために十分な学習時 間を確保したりするなど、学年や 個人に応じた指導を行っています」 (進路指導部長・富来豪先生)

学力養成の一方で、思考力、表 現力、問題解決力などの社会で必 要な力の育成にも力を注ぎ“書く・ 表現する・学ぶ”の実践を通じた ICT 活用教育を行う『i3 ( ア イキューブ)プロジェクト』を展 開。“書く”実践としては、学習 計画や生活記録、目標などを書く NOLTY『スコラ手帳』を全生 徒に配付し、思考力や計画実行能 力を育みます。 “表現”の実践としては、中1か ら地元・堺市の文化や歴史などを 調べてまとめる『堺イズム』、課 題を通じて生きる力を育む『クエ ストエデュケーションプログラム』 を導入。これらの調べ学習や探究 型学習の手法は、教科の授業にも 生かされています。 「たとえば数学では、生徒同士が教 え合う形を取り、最後には解答法 を発表させています。そうすると 全体の成績が上がったのです。生 徒同士で教え合うことで協調性が 生まれ、みんなで頑張って理解し ようという姿勢が見られます。こ うした手法をさらに広げたいです ね」 (教務部長・角田陽子先生)

これらの教育をサポートするのが、 独自のICT環境です。生徒にウィ ンドウズタブレットを持ってもらい、 授業や家庭学習に活用。また調べ学 習や探究型授業での資料作成など を通じて、生徒の〝学びのICT活 用力”を養成してきました。 「ICT ツールを活用すれば、板 書等の時間が短縮され、より多く の問題を考え、解くことに時間を 使うことができます。また、e ラー ニングシステムの利用で生徒の学 習時間を集計でき、成績向上の相 関を調査して、個別の学習指導に 役立てます」 (ICT 教育推進 センター長・歌丸茂雄先生)

さらに、社会のグローバル化を 見すえた国際教育の強化も始めて います。従来の世界 18 カ国の姉妹 校との連携を生かした多彩な海外 研修・留学プログラム、各種検定 対策に加え、2017 年度からは、 高2から『グローバルクラス』を 設置。英語での朝終礼・小論文対 策などを行い、国内の外国語大学 をはじめ、海外の大学進学なども 視野に入れた教育を行っています。 こうした教育は、2020 年の 大学入試改革を見すえて取り組ん できたもので、その成果も徐々に 表れているそうで、今では生徒の 「考えることが楽しい!」という声 も増えたそうです。 進化を続ける同校の教育。今後 のさらなる成果が期待されてい ます。

教育改革を推進する、歌丸茂雄先生、富来豪先生、角田陽子先生(左より)。

生徒の才能を引き出す
21世紀型教育
教育インフラを整備し、ICT活用教育を推進

4年前から積極的に取り組んでいる『ICT活用教育』では、アダプティブ学習の教材の『すらら』、入試演習問題ができる『受験サプリ』、100以上の講義動画を閲覧できる『i3movie』などを取り入れ、より効率的な学習環境を整備してきました。また、各教室にWi-Fi通信網や可動式プロジェクターも設置。2017年秋には、校内専用のポータルサイト『CALTAL』の運用を開始します。「学年別に教材の配布や連絡事項の閲覧、各WEBサービスのログイン、図書室の新刊情報や生徒の感想コメント、行事連絡、各クラブからの連絡などができるようになります。ファイルサーバも新設し、パワーポイント等の生徒が作成した資料を送返信できるようになります」(歌丸先生)

真の国際人を養成

同校では、国際交流サポートのほか、校内にネイティブの先生と会話できるスペース『イングリッシュラウンジ』を設置するなど、“多文化交流”を通じて真の国際人を養成しています。英検、TOEIC、GTEC for STUDENTSなどの資格取得にも力を入れています。2017年には、高2からの特別クラス『グローバルクラス』を開講。海外の大学入試にも対応できる学力と語学力を養っています。

探究型学習を通じて
“生きる力”を養成

『探究型学習』は“深い学び”とも呼ばれ、情報収集、意見交換、資料作成、発表などを通じて、思考力や文章力、コミュニケーション能力、表現力などさまざまな力が育まれます。同校が取り組む『クエストエデュケーションプログラム』は、答えのない課題に取り組むなかで“生きる力”を育む学習プログラム。全国の中高生が競う『クエストカップ2017』では、『企業プレゼンテーション部門』『人物ドキュメンタリー部門』で高3と中1が準グランプリを獲得しました。ほかにも地元について学ぶ『堺イズム』など、さまざまな探究型学習を積極的に導入して、社会を生き抜くための総合的な実践力を養っているのです。

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