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進学通信No.68-関西大倉中学校・高等学校
30
10月
  • 進学通信No.68-関西大倉中学校・高等学校
  • 2017 . No.68 . 大学合格力強化計画 . 進学通信 . 関西大倉 .

2017年春・大学合格実績
京都大学 3名
大阪大学 17名
神戸大学 11名
大阪市立大学 13名
大阪府立大学 12名
その他国公立大学 74名
関西大学 77名
関西学院大学 75名
同志社大学 51名
立命館大学 147名

 

中学期の学力の伸びで偏差値を10上げる生徒も

115年の歴史を誇り、国公立 大学合格者を例年150名前後輩 出している関西大倉。その進路指 導について、進路指導部部長・向 井史先生に話をうかがいました。 「私は本校が男子校だった時代の 卒業生なのですが、自由な校風は 当時も今も変わりませんね。本校 は部活動への制限がなく、勉強も 部活動も頑張るというのが伝統。 昨年度も国公立大学合格者の約7 割がクラブ活動を最後まで続けて いました。生徒の自主性を重んじ る一方で、学習・進路指導につい ては細やかです。教員の面倒見の 良さも本校の校風といえます」  1997年に新設された中学校 では、中3進級時に成績上位約 40 名を選抜し、東大・京大・阪大・ 医歯薬学部を目指す『Sクラス』 を編成します。ただ中1・中2の 2年間は、国数英の基礎学力養成 期間。全員が同じカリキュラムで『朝 の読書』、教員が音読する文章の 趣旨をまとめる『聞き取りテスト』 (朝礼・終礼時)で論理的思考力 や文章力などの国語力を育成。中 2では興味あるテーマを探求してレ ポートを書き上げる『ブックレット』 という取り組みも実施しています。 数学では週1回の『鍛錬テスト』 の結果に応じて再テストや補習で、 習熟度別授業を開講。英語ではネ イティブ教員とのチームティーチン グを導入して4技能を磨き、新し  関西大倉の進路指導について、 高3生にも話を聞きました。 「大阪大学医学部を志望していま す。モチベーションを上げるため に、合格体験記は今でも折りに触 れて読んでいます。学校では中1 から将来の仕事について考える機 会を与えられます。適性テストも 数回あり、私は観光業にも適性が あったので、中3の職業体験では ホテルの仕事を体験。でもやっぱ り幼い頃からのあこがれだった医 療現場に行きたいと、医学部進学 を改めて意識するようになりまし た。ただ化学と数学が苦手で…。 先生には勉強法から志望校や受 験科目の対策まで、いろいろと 相談。『Kさんは少しずつ伸びる タイプだから、基礎に戻って理 解を深めれば大丈夫』とアドバ イスをいただき、教科書から復 習したことで、苦手意識がなく なりました」 (K さん) 「僕は大阪大学工学部志望で、将 来は安全な原子力について研究し たいです。最初は志望校調査に『京 大』と書いてましたが、原子につ いて学ぶなら最先端の施設がある い大学受験制度にも対応できる力 を磨きます。こうした指導により、 中学3年間で偏差値を 10 上げる生 徒もおり、どのクラスからでも充分 に国公立大学や難関私大がねらえ るようになっています。入学後に伸 びる同校の教育で、難関大学を目 指せるレベルに届くのです。


インタビューに応えてくれた高3生・Kさん(一貫Sクラス)、Sくん(一貫理系クラス)。放課後は18:35の最終下校バスまで学校の放課後学習会を受講したり、自習室や教室で勉強するのが習慣だそうです。

データの蓄積・共有で細やかな進路指導を実施

進路指導では、予備校経験のある進路指導スタッフと担任、教科担当教諭との連携で、生徒ごとの成績を徹底的にデータ化して指導に活用。その具体例が、毎年発行しているオリジナル受験ガイド『合格体験記』です。これは難関国公立大に進学した先輩たちの、中3または高1からの定期考査順位や模試の得点や志望校判定、センター試験の得点までを掲載するとともに、オススメの勉強法や参考書を紹介するもの。志望校攻略に向け、最後まであきらめずに頑張った先輩たちの記録が、関倉生を奮い立たせます。また高1の4月からは毎月、志望校調査を実施。教員全体が生徒のデータを把握するとともに、必要に応じて個別面談で細やかに支援します。「生徒にはひとつ上の進路を目指そうと、中学生の頃から意識づけを行っています。また教員も、生徒の模試の結果を見ながら指導法を検討し、一人ひとりにあった勉強法や受験対策をアドバイスできるように努めています。さらに高校からは進路指導部が時期に応じて生徒向けの進路講演を複数回実施し、具体的な成績データを挙げながら、最後までモチベーションを維持できるよう、フォローする機会を設けています」 (向井先生) また高校では、全国の国公立大学から先生を招いてのミニ講義を開催。また『放課後学習会』では、特定の大学に絞った演習など、大学受験対策に役立つ講座を年間40以上開講しています。

先輩たちの合格までの軌跡をデータとして見ることができる『合格体験記』。同じ環境で学び学力レベルも同じ先輩たちのデータだからこそ、参考になることは多い。残念ながら浪人した先輩がデータとメッセージを寄せているのも、「後輩には同じ轍を踏ませたくない」という思いゆえ。

教員の手厚いサポートが生徒の成長を促す

関西大倉の進路指導について、高3生にも話を聞きました。「大阪大学医学部を志望しています。モチベーションを上げるために、合格体験記は今でも折りに触れて読んでいます。学校では中1から将来の仕事について考える機会を与えられます。適性テストも数回あり、私は観光業にも適性があったので、中3の職業体験ではホテルの仕事を体験。でもやっぱり幼い頃からのあこがれだった医療現場に行きたいと、医学部進学を改めて意識するようになりました。ただ化学と数学が苦手で…。先生には勉強法から志望校や受験科目の対策まで、いろいろと相談。『Kさんは少しずつ伸びるタイプだから、基礎に戻って理解を深めれば大丈夫』とアドバイスをいただき、教科書から復習したことで、苦手意識がなくなりました」 (K さん)「僕は大阪大学工学部志望で、将来は安全な原子力について研究したいです。最初は志望校調査に『京大』と書いてましたが、原子について学ぶなら最先端の施設がある阪大の方が魅力的かなと志望を変更しました。計画的に勉強するようになったのは、中3の夏休みのサマースクール(勉強合宿)がきっかけです。また、模試の結果をそれぞれ教科担当の先生に見せて、ウィークポイントを分析してもらってます。そのおかげで、模試の成績も上がってきて、高2くらいから勉強が急に面白くなってきました」 そんな2人がそろって魅力を語るのが、高校からスタートした“アクティブラーニング”です。「数学だと、各班で違う問題を解いて、生徒同士で教え合います。そうすると先生の講義を聞くより記憶に残るし、生徒同士だから質問もたくさんできて理解が深まるんですよ」(Kさん)「自分だけがわかってないと、それが周りにわかってしまうから焦るよね。真面目に勉強しなきゃと危機感が生まれるのもいいかな」 (Sくん)2人の話からは、生徒が勉強を楽しみ進路に意欲的になれるよう、学校が細やかにサポートしていることがうかがえます。同校では、自ら学び続ける姿勢を育てることで、志望校合格につながる力を育んでいるのです。

高1から月1回のペースで志望校調査を実施。教員が生徒の志望校を把握し、授業や指導に反映するよう努めています。志望校への不安が見られる生徒には即座に個別面談。生徒がモチベーションをキープできるようにします。

 

 

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