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進学通信No.68-京都学園中学校・高等学校
15
10月
  • 進学通信No.68-京都学園中学校・高等学校
  • 2017 . No.68 . School Update . 京都学園 . 進学通信 .

『GNコース』では、英語4技能を鍛えるため、ネイティブ教員と日本人教員のW担任を配置。朝礼・終礼とも連絡事項はすべて英語。「最初は不安そうにしていましたが、今では、ネイティブの教員が英語で『遠足の持ち物は?』と問いかければ、『Lunch!『』Wate!r 』など積極的に答えるようになりました。英語が得意な生徒の行動を見て内容を理解したり、絵を用いて説明したりと、英語を英語のまま理解することを徹底しています」( 竹村先生)学力向上のためには、日々の学習内容を確実に定着させることが重要。そこで『GNコース』では、毎日朝礼時に英語の朝テストを、終礼時に数学の終礼テストを実施。また週1回、その週の朝テスト・終礼テストのまとめとして、確認テストを行っている。週3回、中学生専用自習室で自習に取り組む『学園寺子屋』も、学力伸長講座の一つ。学習習慣の定着を目的としており、わからない問題や勉強方法について質問することもできる。保護者が完全下校時間の延長許可願いを提出することによって、全校生徒の8割以上が遅くまで残って学習に取り組んでいる。

学の精神「世界の舞台に堂々と自分の意志で立ち、行動できる人を育てる」の具現化と、難関国公立大学を始めとする希望進路の実現を両立する、独自の一貫教育を実践する場として、2017年度よりGlobal Navigato(r GN)コース』を始動させた同校。そのカリキュラムは、やさしさや強さ、感動する心などを育む「心を磨く教育」、英語力やグローバルな感覚など国際社会で求められる力を培う「視野を広げる教育」、夢の実現に向けて確かな学力を養う「頭を鍛える教育」の3つの柱からなります。「GNコース1期生たちを見ていて強く感じるのは、知りたい、楽しみたい、挑戦したいという気概です。たとえば体験・探究型プログラム『地球学』で校外へ観察に出かけた際には、教員は質問攻めにあいます。『地球学』を通して知ったこと、発見したことに対して感動を覚える体験を積み重ねているため、普段の学習に対しても意欲的。朝8時から希望者対象の英単語強化講座を実施していますが、ほぼ全員が参加しています」(GN一貫クラス担任・竹村慎吾先生)

多彩なカリキュラムを最大限に活用し、イキイキと過ごしている姿が目に浮かびます。 ネイティブ教員と日本人教員のW担任を配置している『GNコース』では、オールイングリッシュの環境で過ごす時間が多いことも大きな特徴です。「英語が得意でなくても、進んでネイティブ教員にジェスチャーを交えながら質問している姿が見られます。言語習得で大切なことは、英語をたくさん聞き、間違いを恐れずにどんどん話すこと。生徒たちは日本語を介することなく英語を“英語で”理解できるようになってきており、W担任制の導入は大正解だったと実感しています」 無限の可能性を感じずにはいられない1期生たちの飛躍に期待が高まります。毎日、始業前や放課後の時間を活用して様々な学力伸長講座を実施している。英単語の語い力増強を目指し、全学年で朝8時から実施される『Vocabulary Building』もその一つ。英検3級~2級レベルの単語を扱っている。

体験・探究型プログラム『地球学』や
多彩な行事を通じて
豊かな人間性と広い視野を育む

中1の4月に行われる『オリエンテーション実習』では、グループに分かれてカレー作りに挑戦。専門講師から指導を受けた“人との距離感の保ち方”“トラブル対処法”などを実践しながら、一人ひとりが役割を果たし、仲間と協力し合う過程を通じて、互いを認め合う関係を築く。中1の夏期休暇前に実施される『林間学舎』。カヤックやサイクリング、川遊び、バーベキューなど、雄大な自然の中で仲間との共同生活を通して、相互理解を深めていく。『地球学』では、テーマに沿った統計ポスターやレポートの作成、グループ発表を通じて、パソコンスキルに加え、効率的に情報をまとめる力、自分の考えをわかりやすく伝える力、チームで協働する力などを養成している。その集大成として3月には、1年間の『地球学』のなかでも最も印象に残った取り組みについて、自らの思いを発表。クラス内予選で選ばれた代表生徒は、『地球学プレゼンテーション大会』のステージに立つことができる。「地球規模でものごとを考える力を育てる」をスローガンに中学3年間で展開される独自の体験・探究型プログラム『地球学』。本物に触れることや学際的な講義を通して知的好奇心を刺激し、わくわくする心、主体的に考え行動する力を育む。中1の最初のテーマは、氷河期以来の生物が生息する京都・北区の深泥池。「生徒たちが目を輝かせながら観察に夢中になるようすからは、“知る喜び”を感じていることが伝わってきます」(竹村先生)『地球学』の一環として、6月には京都・芹生で枕状溶岩の観察に取り組む。「ハワイ付近の海底で形成された溶岩が、どのようにこの地まで移動したのか。事前学習をして、現地へ足を運びます。斬新な意見が出てくるのが楽しみです」(竹村先生)7・12月に実施する『収穫祭』も、『地球学』のプログラムの一環。校内の菜園で育てた野菜を収穫し、調理し、味わうことで、普段の食生活のありがたさについて考える。

 

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