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進学通信No.68-アサンプション国際
15
10月
  • 進学通信No.68-アサンプション国際
  • 2017 . No.68 . School Update . アサンプション国際 . 進学通信 .

すべての授業で『PBL型授業』を目指しており、その中心となるのが『探究科』。教科横断型授業として各教科の教員が複数で指導にあたる。“課題解決力”と“新たなアイデアを創造する力”で正解のない問いに挑戦していく。

『探究科』では、先進国を含むすべての国が、豊かさを追求しながら地球を守るために、2030年までの14年間で取り組むべき17項目の目標(「貧困を終わらせる」「不平等・不正義と闘う」「気候変動を解決する」など)が示されている国連の『SDG s 』をテーマとし、グループワークやディスカッションを展開。世界が直面している様々な問題を解決するために何をすべきかを考える。

「こうした授業を積み重ね、つなげていくことにより、世界のために貢献できる人に育ってくれることを願っています。『英語イマージョン教育』『PBL(課題解決)型授業』がスタートし、生徒はもちろん教員の意識も変わりました。皆、高いモチベーションで取り組んでいます。この数カ月で授業は大きく変わり、日々進化しているのを感じます」(江川昭夫校長)

『PBL型授業』で活用されている、壁一面のホワイトボード、プロジェクター、自由に配置できる机・椅子を完備した『Future Room(フューチャールーム)』。6月からはiPadが配布され、多様な展開が可能に。

ローバル社会および2020年の大学入試改革を見すえ、2017年4月、満を持してスタートした『21世紀型教育』。多様な価値観と分析・判断・創造する力を兼ね備え、自分の考えを自分の言葉で他者に伝えられるグローバル人材の育成を目指すものです。英語に重点を置いた『アサンプション・イングリッシュ(AE)コース』では、英数理+総合学習(中学は音楽も)において、英語以外の教科も英語で学ぶ『英語イマージョン教育』を導入。この日は、高1の化学の『英語イマージョン教育』を見学。英語での授業に聴き入り、積極的にネイティブ教員に質問をする生徒たち。「化学と同時に英語も学べるのが魅力」という言葉からは、高いモチベーションで授業に臨んでいることがわかります。イマージョン教育の授業づくりに携わったアルベール先生は「イマージョン教育では英語で問いかけ、考える機会が多く、かつPBLの要素も含んだ主体的・対話的な授業を展開。最終目標は、英文一つひとつを日本語に訳すのではなく“英語で考え・理解する”という考え方の多様性を身につけてほしいです」と語ります。一方、全教科で『PBL(課題解決)型授業』を目指す『アサンプション・グローバル(AG)コース』では、独自設定科目『探究科』を中心にプレゼンテーションやディスカッションなどを行い主体的・対話的な深い学びで、思考力、課題解決力、創造力を育みます。 『PBL型授業』の要となる教科横断型授業『探究科』では、国連が掲げる継続可能な開発目標『SDGs(Sustainable Development Goals)』に沿って、グループワークやプレゼンテーションを実施。「英語でプレゼンテーションなどができるまでに導きたいと思っています。また、複数教員が指導にあたる『探究科』は、各教科の『PBL型授業』のアイデアが得られる場なので、教員も自身の担当教科に他教科のよい部分を落とし込んでいくため、授業の質は目に見えてレベルアップしています」(江川昭夫校長)

 『英語イマージョン教育』『PBL型授業』、そして意欲的に学ぶ生徒たちの相互作用により、『21世紀型教育』は日々進化し続けていくのです。

ここぞというタイミングでネイティブ教員がひと言だけ日本語を添えたり、日本人教員がサポートしたりと、ティームティーチングならではの臨機応変なスタイルが魅力。生徒たちもネイティブ教員に質問しやすく、授業は活気に満ちていた。高1の化学の授業では難しい単語が続出するが、「徐々に慣れてきてわかることも増え、今では授業を面白いと感じられるようになった」と生徒。

英語での説明にうなずきながら、自然体で授業を受ける生徒たちの姿が印象的。英語での授業がすでに日常となっていることが伝わってくる。

理科や数学、音楽を英語で学び
使える英語を自然と身につけられる
『英語イマージョン教育』

『英語イマージョン教育』について語ってくれた、イマージョン・コーディネーターであり英語の授業・フランス語の講習も担当するアルベール先生。

合唱コンクールで披露した曲に再度挑戦し、その出来映えに関する自己採点のやりとりなどもすべて英語で行われたことから、中1の段階でも簡単なやりとりであれば英語で意思疎通できるようになっていることがうかがえる。

中1・音楽の授業。この日は6月に行われた合唱コンクールのビデオを鑑賞し、自分たちの発表を振り返った。先生からの“Were you serious?(しっかりやれましたか?)”“Loud?(しっかり声を出しましたか?)”という問いかけに対し“Yes, I was.” “Yes, We were.”と口々に答える生徒たち。「英語の授業で習った表現や単語を、音楽の授業で実践的に使うことで、自然と会話力も身につくのです」(江川校長)

中学1年生

「最初は先生のおっしゃっていることがわからなくてシーンとすることもあったけれど、今では慣れてきて、何をおっしゃっているのかだいたいわかります」「英語で話したり答えたりできるようになると、授業が楽しくなりました」

高校1年生

「理科に関わる英単語も覚えられるので、留学に行ったときや大学に進学したときに役立ちそう」

「少しずつ聞く力がアップしているという実感があります」「2教科同時に学べるところが魅力」

「大学では国際関係について学びたい。英語で学んだ経験が、必ず役立つと思います」

 

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