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進学通信No.67-園田学園中学校・高等学校
15
6月
  • 進学通信No.67-園田学園中学校・高等学校
  • 2017 . No.67 . 園田学園 . 私の成長 . 進学通信 .
園田学園
プロフィール(取材時)
山本まみこ先生(国語科)/ 2008年度卒業生・元陸上部
小野早也香先生(情報科)/ 2008年度卒業生・元生徒会長
大塚菜津美先生(体育科)/ 2009年度卒業生・元テニス部
「友だち・先輩・後輩」がいま「同僚」として
みなさんは園田学園のOGだそうですね。しかも、在学時期も重なっていたとか。教員として母校に帰ってきた理由を聞かせてください。
大塚先生

生徒のころ、先生にとてもよくしていただいたんです。当時、英語に興味を持った私は、ひんぱんに質問していました。夜の8時ごろまで教えていただくこともありましたが、先生は少しもその時間を惜しまないんです。今度は私が今の生徒たちに同じ思いをしてほしいと思ったのがきっかけですね。

小野先生

今も昔も、先生方の面倒見の良さみたいなものって、伝統的に変わらない。居心地がよくてとにかく学校が楽しかったし、充実していた。だから私も「戻ってきたい」って思えたんですよね。

山本先生

その「戻りたい」っていう感覚、すごくわかります。私に至っては、ここで働きたいがために、教員の道を目指したくらいですから(笑)。

やはりかつての友だち・先輩・後輩の間柄だけあって、仲の良さがにじみ出ていますね。
大塚先生

私の1学年上が、この2人だったんです。小野先生は生徒会長も務めていましたから、学年は違えど有名でした。でも、まさか一緒に働くことになるとは!

小野先生

おそらく、教員のOG率はかなり高いほうではないでしょうか。こうして、職場としての母校を愛せるのは、気持ちの上でも職業人としても良いことだと思います。

山本先生

よい意味で、生徒時代に戻ったような感覚になりますね。生徒と教員の距離が近いのは本校の特徴ですが、教員同士の信頼関係や結束力も抜群です。授業や生徒指導に対しても、団結してより良くしていこうという気持ちが常にあります。

生徒として園田学園に入学したいと思ったのはなぜですか?
山本先生

私は高校からの入学でしたが、「ここは、3年間をかける価値がある学校だよ」って通っていた先輩が誘ってくれたんです。いま思い起こしてみても、本当にそのとおりだったと思います。大げさではなく、あのころ、学校のどこにいても、何をしていても、笑顔だった自分しか思い出せないんですよ。

大塚先生

私はテニスが大好きで、当時から体育の教員を目指していたのですが、テニス部があって体育の教員免許が取れる進路(系列の園田学園女子大学)があったのが理由です。

小野先生

私の母が園田OGで、中学受験のときに強く勧められたので安心感もあり、他校は受験しませんでした。当時の母も、いまの私たちと同じ気持ちだったのでしょうね。

厳しい練習を乗り越え最高の友情が生まれる
中高時代を思い出して、いちばんの思い出といえば何ですか?
全員

ハワイへの修学旅行です!

山本先生

私たちもそうですが、今の生徒たちもほとんどこれを挙げるんじゃないでしょうかね。

小野先生

ホノルルのフェスティバルに参加して、2kmの道のりを踊りながらパレードするのが恒例行事なんです。そこに向け、約1年かけてハードな練習を積むのですが、まあこれが苦しさの連続(笑)。

大塚先生

先生もとても厳しく指導するうえ、全員がきちんと踊れるようになるまで、とにかく連帯責任です。誰かがミスすれば全員でやり直し。その時は辛さだけを感じますが、終わってみれば間違いなく全員がこう思うんです。「これほど協力することの大切さが心にしみ込み、友人との信頼・友情が深まる機会は、人生においてもそうそう経験できない」と。

小野先生

連帯責任はありますが、誰かのミスや遅れを責めるような風潮はいっさいありませんからね。失敗をみんなで悲しみ、成功をみんなで喜ぶ……最も本校らしさが表れるのも、このときだと思います。

山本先生

これがあるから、修学旅行も「楽しかった」だけで終わらず、自らの劇的な成長を強く実感できるんです。このすばらしい、涙が出るほど心揺さぶられる体験を生徒たちにも伝えたい。私たちがOGであるからこその使命だと思います。

いま先生として、どんなことを大切にされていますか?
またそこに、ご自身が生徒として学んだことがどのように生かされていますか?
山本先生

生徒たちに「意思表示を恐れないで」と伝えたいです。一般的に、現代の子どもたちは、嫌われることを極度に恐れ、自分の言いたいことが言えない息苦しさを感じていると言われます。そこから解き放ってあげたい。「あなたはあなたであっていい」と。それができるのが本校なのですから。授業においても発言の機会を多く作り、そしてその意見をきちんと認めることを大事にしています。

大塚先生

自分の意志で行動できる人に成長してほしいですよね。

小野先生

「昔に比べて最近の子どもたちは少し元気がない」という声も聞かれます。だからこそ、私たち教員が誰よりも楽しそうに、元気にしている姿を見せなくては。そういう気持ちを抱けるのも、本校だからこそだと思います。

「学校」「人」「自分自身」が大好きになれる学校
最後に、園田学園の魅力を交えて、受験生にメッセージをお願いします。
小野先生

キーワードは「好き」でしょうかね。とにかくアットホームですから、まず「学校を好きになれる」。そして、先生も友達も、先輩・後輩も含めて、「人を好きになれる」学校だと思います。

大塚先生

同感です。付け加えるなら、そんな学校だからこそ「自分のことも好きになれる」ということですね。

山本先生

いま、私たちもこれだけ楽しみながらこのインタビューに答えています。母校の話をするときって、いつも笑顔になっている自分に気づいて、ハッとすることがとても多いです。貴重な青春時代に、私たちと同じ感動をあなたたちにも届けたい。一緒に学べる日を楽しみにしています。

2017年4月、新校舎が完成。またここから、新しい友情物語が紡がれていく。

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