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進学通信No.67-関西大倉中学校・高等学校
15
6月
  • 進学通信No.67-関西大倉中学校・高等学校
  • 2017 . No.67 . 学校生活ハイライト . 進学通信 . 関西大倉 .
関西大倉
「単なる観光でなく、大きな達成感を得られるものを」との思いで始まった、屋久島への修学旅行。縄文杉を目指し、全長約25km・11時間に及ぶ道のりをトレッキング。仲間や先生たちと励まし合って目指すゴールは、やりぬく大切さと感動を教えてくれる。

お話を聞かせてくれた高1のKくんとMさん。最も楽しかった行事は、Kくんは『屋久島修学旅行』、Mさんは『スキー実習』。2人ともその理由を「友達と最高の時間を過ごせたから」と答えたのが印象的。

2泊3日のスキー実習。初心者でも最後には全員が滑れるようになるそうで、ここから多くの生徒が「できるようになる喜び」を学ぶ。また例年、先生たちがサプライズでユニークなパフォーマンスを行うことが恒例となっており、生徒たちも楽しみにしている。

芸術祭(文化祭)は学年ごとに異なる取り組みをする。中1は合唱コンクール、中2は創作活動で全員でひとつの巨大アート作品を創り上げ、中3は舞台発表(劇・ダンス)。多様な協働の場を設けて仲間との絆を強める。「文化祭は、共学校ならではの活気があります!」(Kくん)

総合福祉施設に出向いて行う『介護体験』。車椅子に乗ったり、目隠し状態で移動して障がいを体感したり、高齢者の気持ちになったり。実体験を通じて福祉の重要性を学ぶ。「関西大倉の行事は将来役立つことを体験できるんです」(Mさん)

社会人基礎力養成の一環として、有名ホテルでコース料理をいただきながら行う『テーブルマナー講習会』。食事のマナーだけでなく、その背景にある歴史や文化などを知る。

最初に“関西大倉イズム”を定着させる機会となる中1の『オリエンテーション合宿』。「クラス関係なく、いろんな友だちと仲良くなるきっかけとなった思い出深い行事です」(Mさん)

農家の田んぼを借りて行う『米づくり体験実習』。スクールバスの車窓から田んぼが見えるので、日々稲の成長を見届けることができる。「苦労して育てた米で作ったおにぎりは、格別の味!」(Kくん)

夏期休暇を利用して訪れる中1の『林間学舎』。岐阜・郡上高原を拠点に飛騨高山や世界遺産の白川郷を訪問。中2の『スキー実習』でも同じ宿舎を利用しており、同じ場所で緑あふれる真夏・雪に包まれた真冬の両方を体験し、その違いを実感することができる。

緑豊かな丘の上に広がる、広大なキャンパスが印象的な同校は、文武両道で知られていますが、それと同じくらい大切にしているのが学校行事です。杉野浩司教頭に、学校行事の教育的意図を語っていただきました。「人としての視野を広げるため、座学や学力だけでは得られないことを、たくさん経験してほしいと思っています」

特徴的なのは、各学年に必ず1回は宿泊行事があること。中1では、入学式の数日後に『オリエンテーション合宿』が行われます。さらに夏期休暇には岐阜・郡上高原での『林間学舎』も。続いて中2では『スキー実習』、中3では『屋久島修学旅行』。「こうした体験を重ねるごとに、仲間や教員と理解を深め合い〝自分は一人じゃない〟と感じてくれたらいい。仲良しなだけではない、互いに認め合える関係を築いてほしいですね。それが、大学受験の際に、励まし合って頑張る力にもつながりますから」

また、地域との積極的な連携も特徴的です。その一例が、近隣農家から協力を得て行う『米づくり体験実習』。田植えから収穫までを自分たちの手で行い、秋にはその米で作ったおにぎりをほおばります。「本校ならではの自然豊かなロケーションを生かしつつ、お世話になっている地域の方々との交流を深めた
いと思ったのが始まりです。そうしたふれあいも、視野を広げ知見を深めてくれます」

その成果か、地域の人たちにも同校に対する愛着を持っていただけるようで、文化祭などの公開行事に見学に訪れてくれたり、子どもを「ぜひ関西大倉に」と入学させるご家庭もあるなど、その距離感はより近くなっているようす。

行事を通じて、仲間と、そして地域の人々との絆を強くする。そんな同校だからこそ得られる貴重な縁が、大きな人間的成長を促しています。

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