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進学通信No.67-開明中学校・高等学校
15
6月
  • 進学通信No.67-開明中学校・高等学校
  • 2017 . No.67 . School Update . 進学通信 . 開明 .
開明
近年、授業重視の学習指導に取り組んでいるという同校。生徒が授業をより理解しやすい内容へ改善するとともに、先生と生徒・家庭を結ぶ『連絡ノート』を通じて生徒の家庭学習の時間もチェック。家庭学習を含めた“予習→授業→復習”の学習サイクルを習慣づけることによって、自らが学ぶ意識と基礎学力の定着を図っている。

「これからは、グループの中で意見を聞き、述べ、発信する力や、自ら調べる力が求められます。こうした力は、大学入試や社会に出てからも必須のものです(」早坂校長)。中1・中2は『弁論大会』、中3〜高2はグループでそれぞれのテーマに応じて調べ学習を行いプレゼンテーションを行う『グループ研究発表会』を実施。

「学校行事は、本校の教育の柱です。希望する進路に進むことのできる学力はもちろん、世の中に対応できる力を身につけさせたい。そのために、教育内容も環境もさらに充実させていきたいと考えています」(早坂元実校長)

情報社会に対応した教育を行うため、ICT環境も整え、今夏には、全教室に電子黒板とプロジェクターを導入予定。さらに、海外の教員や学生とライブで会話できるオンライン英会話なども行う予定。

同校は「読む・書く・聞く・話す」の4技能の習得に力を入れる英語教育で、社会のグローバル化および大学入試改革に対応できる力を身につけている。中学では各学年で、京都で外国人観光客の多い場所に行き、生徒が直接外国人にインタビューを行う。下は中1のインタビュー光景。

その後、高1でオーストラリア海外語学研修を実施。身につけた英語力を試す機会になっている。左は語学研修での集合写真。また、お昼休みや放課後に、ネイティブ教員の協力のもと職員室前英語留学を行っており、日々会話力に磨きをかけている。

充実した”環境”と多彩な”体験”で
生徒一人ひとりを大きく伸ばす

『体育大会』は、大阪府四條畷市の自然豊かな環境に設置された『清滝グラウンド』が舞台。学年やクラスの垣根を越えて一丸となって応援し、競い合う。

『音楽発表会』は、日ごろの音楽の授業で学んできた成果を披露する場。合唱の練習は、クラスみんなで心をひとつにしていく作業。

『文化祭』は、生徒たちが楽しみにしている行事のひとつ。クラスやクラブごとに、演劇や展示物などさまざまな出し物を披露。仲間たちと一緒に出し物を考え、つくりあげていく過程は貴重な経験となる。「行事を経るごとに、仲間との絆は強くなります。すると、勉強も励まし合いながら取り組みますし、また周囲に負けられないという気持ちも生まれます。こうした関係性が、大学受験にも生かされていくのです」

中3生全員参加の『夜間歩行』は、同校の代表的な行事。瀬戸内海のしまなみ海道を夜通し歩き、約43㎞を踏破する。仲間と励まし合いながら、ゴールしたときの感動と思い出は、卒業後も生徒たちの心に残るという。「保護者の熱心さも本校の特徴。夜間歩行をはじめ、行事にはたくさんの方がサポートしてくださいます」。

地下1階に設置されたプール。天候の心配がなく温水も可能と、全季節・全天候対応型。25m×6レーンの広々としたスペースは、体育の授業のほか水泳部の練習に利用されている。「このプールが完成したことで、水泳部の部員が100名にまで増えました」

地下1階地上8階の新校舎は、太陽光発電パネルや雨水利用システムを取り入れた「エコスクール」でもある。新校舎とともに設置された人工芝グラウンドは、水はけ、周辺の見通しともよく、開放的な雰囲気。始業前や昼休みになると、外で体を動かす生徒でいっぱいになる。

こだわりの授業・新しい施設・豊富な行事…学校生活のすべてが躍進の原動力!

勉学に励み自己を磨く“研精して倦うまず”を校訓として、1914(大正3)年に設立された同校。トップレベルの学習にチャレンジする『スーパー理数コース』と一人ひとりを伸ばす『理数コース』で、ここ数年は、毎年160〜220名が国公立大学への合格を果たしています。

「ここ数年間の国公立大学合格率は、平均で55〜60%、昨年は約78.7%でした。このような実績の要因となっているのが“授業”です。本校では近年“授業改革”を行い、これまでは早朝テストなども実施していたのですが、“基本は授業”という原点に立ち返り、授業を充実させるため、生徒・教員もしっかり準備して授業に備えます。“予習→授業→復習”という学習サイクルを定着させることに重点を置いているのです(」早坂元実校長)

志願者も増加しています。2015年以降、毎年、約1700〜2000人が志願。クラスを1クラス増加させるほどの人気ぶりです。「これは新校舎の影響が大きいと思います」と早坂校長。2014年に完成した新校舎は太陽光発電パネルや高度な免震システムを備えた“100年建築”と呼ばれる安全・安心を優先した構造。緑が鮮やかな人工芝グラウンド、食育に配慮したメニューを提供する食堂、全天候型プール、各専門教室を新しく設置。充実した環境のもと、生徒たちはのびのびと学校生活を過ごしています。 学習環境を進化させる一方、早坂校長は決して変えない方針があるといいます。

「やはり、学校行事の豊富さは、本校の教育の柱です。多彩な体験をすることで生徒は教科以外の大切なことをたくさん学びます。また、行事を通じてクラスの絆がより強くなります。この仲間との連帯感や競争心が、勉強への意欲にもつながるのです」 学力とともに人間的成長に対する期待が、同校の人気につながっているようです。

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