「人物ドキュメンタリー」部門に出場した『チームJAS』(Oさん、TUさん、Iさん、Yさん、TAさん)の皆さん。「ありがとうの心から成功した人生」をテーマに本田宗一郎氏について発表。グランプリを獲得!
ホンダは世界的に知られる大企業です。どのような経緯で世界的企業になったのかを知りたいと思いました。また、小学生のときに「世界の偉人」という漫画で本田氏の伝記を読んだことがあり、もっと知りたいと思っていたからです。
本田氏について調べてみると、すばらしい製品を開発し続け、顧客はもちろん社員も大切にした人であることがわかり、その人望に魅力を感じました。プレゼンテーションは本田氏のお葬式を題材にして、お葬式を仕切る社員やエンジニア、顧客を演じて、それぞれが本田氏や製品への思いを語ることでその人柄と偉業を浮き彫りにしました。また、本田氏の名言「人生は冒険。仕事も冒険。そして、生きるのも冒険」という言葉を使いたかったので、お葬式の最後に本人が幽霊となって登場して、この名言を会場に向かって語り、印象を残すように工夫をしました。
今回、O さんが中心 となって、構成案、シナリオな どを考えました。時間がなく、 プレッシャーを感じ「もう無理」 とあきらめかけたのですが、O さんの粘り強さと熱意に背中を 押されて、どんなときでも最後 までやり抜くことが大切だとわ かりました。
私は、顧客の役でした。セリフを暗記するために、放課後、遅くまで残って何度も練習を重ねました。
プレゼンテーションを通じて本田氏の生き方・考え方に触れて、人に感謝することの大切さを学びました。あと今回の体験を通じて、人に思いを伝えるためには、ゆっくりとわかりやすく話すことを心がけようと思いました。
私は、最後に登場する本人(幽霊)の役でした。もともと人前で話したり発表することが苦手なのですが、みんなと力を合わせて頑張り、グランプリを獲得できたことで勇気と自信がつきました。
最初は、本田氏が残した名言だけで構成して、人柄と偉業を表現しようと思っていたのですが、先生から「クエストカップには強豪が集う。斬新な発想が必要だ」というアドバイスをいただき、最後までみんなでアイデアを出し合い、シナリオを推敲しました。プレゼンテーションが終わって審査員を見ると泣いている方もいらっしゃって、頑張って良かった、言いたかったことが伝わっているのだと感じました。
「自分史」は自分の未来がテーマで、自分と向き合って職業や生き方について発表します。私は将来、栄養士かブライダル関係の仕事に就きたいと思っていて、どちらか一つには決められないと感じていました。母に相談すると「今、一つに決めなくてもいいんじゃない?」と言われ、二つの職業を取り上げようと思いました。そこで、私が成長して母親になっているという設定にして、私の娘が『母は大学生のとき、栄養士の資格を取得するために大学に通いながら、以前から興味のあったブライダル関連のアルバイトをしていたそうです』と、母親が職業を決めるまでのプロセスを語りながら、『では、私(=娘)は何をしよう』と未来に思いを馳せる展開にしました。そして最後は、母親が『今度は、私があなたの夢を応援する番』と、娘に語りかけることで終わるという構成にしました。
最初は、自分自身の就きたい職業について「私は〜」という一人称で文章を書きました。それをクラスメートに見せると「平凡すぎない?」と言われ視点を変えて、私が母親で、娘が語るという設定を考えました。この設定に行き着くまでは、試行錯誤を重ねました。
「自分史」部門で優秀賞を受賞したHさん。この「自分の生き方」という作品の構成は母親に相談したことがヒントになったという。
優秀賞をいただき、頑張って良かったなということと、今回のプレゼンテーションのことを母に相談したことでアイデアが生まれました。将来のことについて話ができたことも良かったと思います。
やった!と思いました。
私もYさんと同じでとてもうれしかった!
お葬式という設定がユニークだったのと、シナリオの完成度が高かったので自信はありました。
Oさんの熱意とチームワークの良さの結晶です。
本当にうれしかったです。チームワークの良さもすばらしかったし、何よりも当日、誰一人としてミスをしなかったことも良い結果につながったと思います。