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進学通信No.65-武庫川女子大学附属中学校・高等学校
21
5月
  • 進学通信No.65-武庫川女子大学附属中学校・高等学校
  • 2016 . No.65 . School Update . 武庫川女子大学附属 . 進学通信 .
武庫川女子大学附属
カスケード山脈の最高峰・レーニア山へプチ登山。山で出会った人たちと自然に交わす英語のあいさつも、成長を後押ししてくれる。レーニア山はアメリカの歴史と文化を学ぶ上でも非常に良い素材であり、その事前学習をしてから登る。

2017年度より中学のコース改編を行い、新しく『創造グローバルコース』『創造サイエンスコース』がスタートする同校。“英語”と“科学”を二本柱に、さらなる進化を目指します。同校はかねてより国際教育・理系教育への注力で知られており、多数の取り組みを行ってきました。その代表格が『海外研修』と『サイエンスツアー』です。

中学の海外研修は、「できるだけ早い時期に英語と異文化に触れさせる」ことを目的にした、数十年続く伝統的なもの。アメリカ・ワシントン州タコマに約2週間、現地の大学寮に宿泊しながら、ホームステイや語学学習、文化交流のレクリエーション、観光などを行います。初めての海外という生徒も多く、最初は満足なコミュニケーションが取れずに苦労しますが、それが英語学習への意欲を刺激するそうです。

高校でのアメリカやイギリス、オーストラリアへの短期交換留学は、英語の成績をもとに参加資格が設けられていますが、「絶対に資格をクリアして行きたい!」と言い出す生徒が続出します。

『サイエンスツアー』は、「修学旅行より楽しい!」という声も多数聞かれるほど人気のカリキュラム。1年に1度、最大2泊3日、学年ごとにさまざまな場所・施設を訪れ、身近な自然から最先端技術、地球・宇宙の神秘まで段階的に幅広い“科学”に触れていきます。

特に、実際に活躍する女性研究者やエンジニアなど、いわゆる最前線にいる“リケジョ”のお話が直接聞けるのは大きな刺激となります。なぜ研究職を目指したのか、家庭との両立はどうしているのかなど、リアルなお話にみな目を輝かせて聴き入ります。

新コーススタート後も、これらの取り組みを継続するにとどまらず、さらなる充実を図るという同校。どのような進化を見せるのか注目です。

自国を知り、それを発信できることは、真の国際人に欠かせない要素。着物、書道、料理、折り紙やあやとりなど、日本の文化を現地の人たちに体験してもらう。

アメリカ滞在中は、現地の先生から授業を受ける。オールイングリッシュだが、ゲームやアート、スポーツなどを入口にしているため、最初は不安を隠せなかった生徒たちもすぐになじむという。

日本語を学んでいる現地提携校の生徒たちが、グループごとに担当アシスタントにつく。彼女らと寝食を共にしながら、授業やレクリエーションに参加するが、互いの母国語・文化を学ぶ機会となるため、メリットも大きい。

電波天文学の国際的拠点・国立天文台の野辺山宇宙電波観測所を訪れる中3生。はるか遠くの銀河まで見える世界最大級の電波望遠鏡の見学や解説は、「宇宙とは何か」という真理に迫る興味さえ刺激してくれる。

海洋研究開発機構・JAMSTECでは、深海調査船を見学。さらに、世界最高の掘削能力をもつ地球深部探査船の現役女性乗組員のお話を聴く。一度出航すると数カ月は帰れないという、長く厳しい研究の日々とその先にある成果に、驚きと感動の連続。

東工大の地球生命研究所で講義を受ける。この研究所は、宇宙規模の視点で地球生命の起源に迫る研究を行っており、地球そのものを研究対象とするJAMSTECとも連携し、さまざまな角度からの科学見解を持つ。そうした意見の多様性を考えるうえでも、非常に良い勉強となる。

島根県の宍道湖に入り、生物を採集しながら汽水湖の仕組みについて学ぶ。まずは「自然を感じる、触れる」ことがサイエンスツアーの始まり。

日本の宇宙研究と実践の代名詞・JAXA(宇宙航空研究開発機構)で、次世代超音速旅客機や惑星探査機の説明を受ける中3生。研究の進捗や課題などを学び“次”を担うのは自分たちかもしれないという夢がふくらむ。

山口県の秋吉台で化石採掘。さらに、博物館の学芸員からカルスト台地の成り立ちを学ぶほか、日本三大鍾乳洞のひとつ・秋芳洞も見学した。

愛知県にある、トヨタや愛知高速交通、三菱重工などを見学。リニアモーターカーやHⅡ−Aロケットなど、最先端の科学技術に触れる。

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