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進学通信No.64-京都学園
06
3月
  • 進学通信No.64-京都学園
  • 2016 . No.64 . 京都学園 . 卒業生インタビュー . 進学通信 .

◆写真左より◆
【国際コース卒】
米山香李さん/国際基督教大学・教養学部アーツ・サイエンス学科4年生
森口春香さん/同志社女子大学・表象文化学部英語英文学科4年生
【特進ADVANCEDコース卒】
上田赳雄さん/京都工芸繊維大学・工芸科学部生命物質科学域高分子機能工学課程4年生
服部拳也さん/北海道大学・工学部応用理工系学科応用物理工学コース4年生


 留学を通して人間的に大きく成長 

●この学校を選んだきっかけは?

森口さん
中学の時に、この学校のパンフレットを見たのがきっかけです。留学できるところに惹かれました。
米山さん 
中3の冬に学校の説明を聴いて、「国際コースに行こう!」と決めました。
服部さん 
僕は中学受験組。親から勧められたことが大きかったですね。
上田さん 
小6のとき「中学受験にチャレンジしたい」と思い立った僕に、両親の知り合いが勧めてくれたのがこの学校でした。

●中高時代の思い出は?

米山さん 
1年間のイギリス留学です。印象に残っているのは、現地のお祭り『ボーンファイアー・ナイト』。滞在先はお祭りがさかんな地域で、生で見ることができてうれしかったですね。友人と企画して名所めぐりもしました。
服部さん 
僕も、研修旅行でイギリスに行ったことが一番の思い出です。特進ADVANCEDコースでは、海外研修で1カ月間、イギリスに滞在しました。ホストファミリーの子どもたちと遊んだり、同じ家庭にホームステイしていたオランダ人留学生と一緒に料理をしたり…。
上田さん 
僕のホームステイ先にも、同時期に2人の中国人留学生がいました。年齢が近いこともあって、いろいろ話しているうちに、ホストファミリー以上に仲良くなれましたね。
森口さん 
私も留学した時のことはよく覚えています。当時、国際ICT コースに所属していたのですが、コースの全員が参加する3週間のアメリカ短期留学に加えて、4カ月間、イギリスにも留学しました。最初は生活習慣の違いに戸惑いましたが、特にイギリスでは、ホストシスター・ブラザーと遊んだり、一緒に出かけたりと、大いに楽しみました。


充実した海外研修・留学プログラムを実施している同校。4人とも滞在先で経験したこと、感じたことは鮮明に覚えていて、「人間的に成長できた」と口をそろえる。

●英語での意思疎通はスムーズにできましたか?

森口さん 
イギリスではMONEYは「モニー」。初めは何を言っているのかわかりませんでした。それでも徐々に慣れて、気づけば普通に意思疎通ができるようになっていました。私はもともと引っ込み思案で、知らない人に話しかけることができないタイプでしたが、自ら行動せざるを得ない環境で過ごしたことで、帰国後は、人と接する時、壁を作らないようになりました。
上田さん 
京都学園は中学でも海外研修を実施しています。その時に学んだのが、英語を上手に話せなくても、スポーツなどを通じて打ち解け合えるということ。英語に対するハードルが低くなり、高校の研修旅行にも不安を抱くことなく臨めました。中高の海外研修を経て、英語で堂々と話しかけることができるようになったし、リスニング力もアップしました。
服部さん 
現地では、他国から来た留学生とは、話せる部分は自分で話し、難しいところは互いに翻訳サイトを用いながら伝え、会話を成り立たせていました。単語を羅列するだけでも、相手は理解しようとしてくれる。文法にこだわらず、“とりあえず話す”という姿勢を身につけられたと思います。
米山さん 
私は初めて現地の大学の授業を受けた時、心理学など未知の分野だったこともあり、まったく聞き取れませんでした。すごくショックで、半泣きで担任の先生に電話したほど(笑)。落ち着いたのは、3カ月ほど経ってからです。1年間の留学で精神力はもちろん、行動力も格段にアップして、新しい環境に飛び込むことにあまり躊躇しなくなりました。その姿勢は大学生活でも活きています。さまざまな壁を乗り越えたことで、自分に自信を持てるようにもなりました。


 一人ひとりの生徒と本気で向き合える教員に 

●教育実習生として母校に帰ってきたみなさんですが、教員を目指すきっかけを教えてください

服部さん 
高1・高3の担任の先生です。行動力があって、いろいろなことを語れて、叱るべき時はきちんと叱ってくれるあこがれの存在でした。
上田さん 
僕は中高6年間、先生方に「教師に向いている」と言われ続けたこともあり、選択肢の一つとして考えていました。決めたのは大学3年の時。理科教育法の授業で、〝教える〟ことの面白さに目覚めました。
米山さん 
きっかけは高校時代の留学です。日本との教育環境の違いを目の当たりにして、教育そのものに興味を持つようになりました。
森口さん 
中学時代、クラスの係の仕事で大失敗したことがあったんですが、先生が私の気持ちに寄り添ってくれて…。その時に抱いた「先生の仕事っていいな」という思いが始まりです。

●進路の実現に向けて礎となったものは?

上田さん 
勉強についてはもちろん、何でも相談にのってくれる先生方の存在ですね。現在は教育実習生として、授業の進め方などについてアドバイスをいただいていますが、その内容からも、本当に生徒のことをよく考えておられるんだなと感じます。
米山さん 
この学校の生徒は誰もが、先生方の面倒見の良さと熱意を肌で感じているはず。一人ひとりに本気で向き合ってくれるんです。
森口さん 
受験勉強もそう。私は在学中、他コースの講座にも参加させてもらったのですが、不自由を感じるようなことはまったくありませんでした。先生方がしっかり支えてくださったからだと思います。
服部さん 
僕も受験勉強は、朝の講座が始まる7時半から夜の下校ぎりぎりまで、徹底してサポートしてもらいました。将来を見すえる広い視野を養うという意味では、今の『地球学』の前身とも言える土曜の特別講座が役立ったと思います。寺社を訪れたり、二千万年前の地層を見に行ったりと、幅広い分野に触れることができました。

●どんな教員になりたいですか?

米山さん 
生徒のモチベーションを高められる教員にあこがれます。あらゆる経験を積み、教員として学び続けることで、生徒と社会、教育と社会をつなぐ存在になりたいと思います。
服部さん 
この道を選ぶきっかけを与えてくれた先生のように、あらゆるものに好奇心を持って、それらについて語ることもできる教員になることが目標です。
上田さん 
世界には面白いものがたくさんあるということに、気づかせることができる教員になりたいです。海外研修で素晴らしいテキストに出会った経験を活かし、いつか教科書づくりに携わることができたらと考えています。
森口さん 
単に教えるだけではなく、生徒を導いていける存在になれるように努めていきたいです。



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