中学受験を考えはじめたら・・・

中学受験のいろはの『い』①  ~初めての方はこちら~

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<中学受験、ちょっと気にはなるけれど・・・>

 

わが子の将来を考えると、保護者の方々の教育に関する悩みは尽きないもの。

特に思春期を経て肉体的にも精神的にも大きく変化する中学・高校の6年間(中等教育期)は、どんな環境で過ごすのかが、その後のわが子の人生に大きな影響を与えるといっても過言ではありません。

いろいろと考えるなかで、「中学受験」について気になっている保護者も多いのではないでしょうか。

高校進学のためには必ずしなければならない高校受験と違い、中学受験をしなくても、地元の公立中学校に入学することはできます

それでもあえて中学受験をする意味はどこにあるのか。

あらためて公立中学校と私立中学校の違いについて考えてみましょう。

 

 

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<中学受験をする意味って?>

 

公立中学校は、多少の地域差や学校ごとの雰囲気の違いはあれ、日本中どこでも基本的には同じ内容の教育が無償で受けられるのが利点です。

しかしいわゆる「ゆとり教育」と呼ばれた2002年度の学習指導要領では、公立中学校で大幅に授業時間が削減され、日本中で「公立中学校の学力不安」が叫ばれました。

公立中学校に通うということは、日本全国どこへ行っても、原則的にその時代の学習指導要領に沿った教育しか受けられない、いわば選択肢がひとつしかない状態であり、さらに教育行政の方向転換によって翻弄されてしまう可能性も否定できません。

実際に、2012年度に中学校で実施された新学習指導要領では、主要教科の授業時間数が2割ほど増えましたが、ゆとり教育を受けて育った世代を中学校に呼び戻して、その分の補習を受けさせることはできないのです。

 

そう考えると、私立中学校を受験するということは、「選択肢を増やす」ということであり、たくさんの選択肢の中からわが子の個性と相性のいい教育環境を選び取ることだといえます。

 

 ・「難関大学に合格できるようしっかり勉強させたい」

 ・「受験にとらわれない、知的な刺激にあふれた授業を受けさせたい」

 ・「部活動と勉学をバランスよく両立してほしい」

 ・「生涯にわたってつきあえる友人関係をつくってほしい」

 

保護者のわが子に対する想いもさまざま、子どもたちの個性もさまざまです。

そして私立中学校の教育も同じように、学校によってさまざまな特色にあふれています。

 

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