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進学通信No.63-神戸国際中学校・高等学校
01
3月
  • 進学通信No.63-神戸国際中学校・高等学校
  • 2016 . No.63 . キャンパス . 神戸国際 . 進学通信 .

瀬戸内海や淡路島を望む高台の、豊かな自然に包まれた広大な敷地を擁するキャンパス。最大の特徴は、同校の教育の基本である“ 和”の精神や、個性や創造性を伸ばす自由な校風、きめ細かな少人数精鋭主義が随所に反映されていることにあります。
スタイリッシュかつ機能的でありながら、温もりに満ちた居心地よく快適な空間で、真の国際人としての礎となる学力と人間性を育んでいます。


建学の精神や生徒への思いを体現する設計

各階の教室に囲まれるように位置する『メモリアルホール』。聖徳太子のために建立された現存する最古の八角円堂、法隆寺の夢殿にちなんで8本の柱が配置され、まさに、同校の建学の精神である十七条憲法の“和”の精神を象徴する空間となっている。文化祭の発表や海外交流校とのイベントに使われており、同校生徒にとっては、さまざまな思い出が詰まった場所。一角に、聖徳太子の姿とされる『救世観音』をモチーフにした彫刻がさりげなくたたずむ。

『メモリアルホール』を取り囲むらせん階段。制服やチャイムがなく、自主性を重視した教育を実践する同校では、「自由に好きな場所に座ってほしい」との思いから、校舎の至る所にベンチ代わりになる場所を設けている。この階段もその一つで、休み時間には、あちこちでおしゃべりを楽しむ姿が見られます。


余分なものをなくし、機能美を追求した、コンクリート打ちっぱなしの校舎。外壁や屋根がすべて円形、四角形、三角形の組み合わせで構成されているのは、「生徒の個性はユニークで、○の子も△の子も□の子もいる。○を△や□にするのではなく、それぞれの特性を伸ばし、○は○のまま大きく育てたい」という思いの表れ。


きめ細かな学習指導を実践するスペースを完備
普通教室の約1.5倍を収容できる『大講義室』。選択授業などに使われている。取材当日は高校生の希望制の補習が実施されていた。窓が大きいため明るく開放的ながら、スタイリッシュで余分なものがない空間が、絶妙の緊張感を生み出す。生徒たちも終始、意欲的な姿勢で臨んでいた。

職員室前に設置された自習コーナー。疑問点などがあればすぐに質問できるので、特に試験前には多くの生徒が利用します。「教員と生徒の距離が近いことも、本校の特徴の一つです。気づけば校長室で、校長と生徒がおしゃべりを楽しんでいるということもあるほどです」(高野豊教頭)


柔らかな自然光に包まれる『図書室』
放課後、教室や特別教室などの中から好みや気分に合わせて自由に場所を選び、自習に励む姿が見られる。『図書室』に設置された自習用ブースは、静かな場所で集中したいという生徒にぴったり。


採光と照明にこだわった校舎は、自然光をたっぷりと取り入れられるよう、窓の配置や大きさなどに工夫が凝らされている。三角屋根が印象的な『図書室』もその一つ。上からやさしい自然光が降り注ぐ設計で、読書の空間にふさわしい落ち着いた雰囲気となっている。照明は暖色系を多用。さらに、図書館に続く渡り廊下を始め、いたる場所に柔らかな間接照明を取り入れている。


英語でクッキングする機会も!
すっきりとした『家庭教室』

すっきりとしているのは、流し台が取り外し可能なカバーで覆われているから。各調理台にオーブンが内蔵されており、クッキー作りなどにも挑戦できる。窓際には、みんなで試食を楽しめるテーブルを設置。


広大なグラウンドを始め
運動施設も充実!

創立20周年を記念した『アルモニホール』。日本で最初にLEDが採用されたアリーナで、コンクリートと木材を組み合わせた斬新かつ温もりあふれるデザインが特徴。2012年には『神戸市都市デザイン賞』の建築文化賞を受賞。アルモニは“調和”という意味のフランス語。公募で建学の精神“和”にちなんだ、同校生徒の作品が選ばれた。式典のほか、文化祭のステージ発表や部活動にも使われている。


何事も積極的に取り組むのが同校の特色。広大なキャンパスを最大限に活かし、運動施設が完備されています。体育祭や部活動で使われるグラウンドも、この広さ!

主に体育の授業や部活動で使用されている『体育館』。2階には1周150mのランニングトラックが設けられており、雨の日もトレーニングをすることが可能。『アルモニホール』と併用することで、より充実した活動が可能となった。


情感豊かな心を育む
『メモリアルガーデン』

キャンパスは「光」「緑」「水」があれば美しく、情操教育にもつながる。そんな同校の考え方が凝縮された『メモリアルガーデン』は、さわやかな滝の音に包まれる、心いやされるスペース。


 ココがスゴイ!! 
万全のICT環境で多彩な学びを実現

15年ほど前から1人1台体制でパソコンを配備している同校のWi-Fi環境は万全。中1の段階から各教室や『LL教室』、『ニューメディア教室』などにおいて、英語を始めとする授業でICT機器を活用。eラーニングも導入されています。また中3の『課題レポート』では、各自が興味あるテーマについて4,000〜8,000字のレポートを作成。最終的には、パワーポイントでの発表も行っています。
情報の授業や各科目のグループ学習など多目的に使われる『ニューメディア教室』(写真右)。可動式の机は六角形で、グループの人数に応じて自由に組み合せることができるようになっている。

(取材・文/小河砂綾 撮影/金子直樹)


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