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進学通信No.63-開明中学校・高等学校
28
2月
  • 進学通信No.63-開明中学校・高等学校
  • 2016 . No.63 . キャンパス . 進学通信 . 開明 .

“研精して倦(う)まず”を校訓として、1914年に開設された同校。2014年には創立100周年を迎え、地下1階・地上8階建ての新校舎を竣工。伝統と校風を受け継ぎ、未来へとつなぐ教育環境を整備しました。安全で充実した施設のもと、生徒たちは学業やクラブ活動、行事を通じて一人ひとりの可能性を伸ばしています。施設の充実により、新クラブの発足や学習面でも新キャンパスでの教育の成果が早くも表れているようです。


新校舎のもとで教育がグレードアップ
「新校舎の竣工によって理想的な教育が実現できるようになり、教育がグレードアップした印象で、さまざまな面で成果が出始めています。2015年度の国公立大学進学率は現役で55.2%、卒業生を含むと73.3%。これは、大阪府でトップの割合でした。2 016年度は同じく57.4%と78.7%とさらに伸びています。また、施設の充実によってクラブ数が拡大。入部率は中学で約80%、高校で70%とさかんになっています。今後もこの施設や設備を活かして生徒たちの学びに対する興味と関心を広げ、頑張る集団を育んでいきたいと考えています」(早坂元実校長)

学業に専念できる安全・安心の本館設計
本館には、大きな地震にも耐えられる免震システムや太陽光発電システムを導入しており、災害時には、地域の防災拠点として機能する。また、各教室には間接照明を多く取り込み、直射日光を遮る窓設計を採用。「今後は、グローバル化が進む現代に応じた国際教育にも力を入れていきます」(早坂校長)


全天候OK!機能充実の屋内プール

新校舎建設にともない、体育館の地下1階には念願だったという全天候型屋内プールを新設。競技に対応した25m×6レーンのプールには温水機能、周囲には床暖房機能を備えており、1年中利用可能。鏡付き洗面台やドライヤーを完備した女子更衣室やシャワー室など、清潔な関連設備も設置。プールの完成と生徒の要望を受けて発足した水泳部は、現在、中高合わせて100名以上が在籍する人気クラブとなっている。

伝統の『体育館』は機能も見た目も一新
以前からの建物を受け継ぐ体育館も、耐震面や内装面などを見直し、全面的にリニューアル。1階の剣道場、2階の体育館とも生まれ変わっている。2階の体育館フロアでは球技などの授業やクラブ活動のほか、著名人を招いての講演なども行われる。

専門の機器がそろう『トレーニングルーム』
体育館1階にあるトレーニングルーム。ハイレベルな設備のもと、集中して自己鍛錬に励み向上してほしいという意図から、各種の筋力トレーニング器具やエアロバイクなど充実した機器をそろえており、主に運動系部員たちが日々汗を流している。

より安全で開放的な『全面人工芝グラウンド』

旧校舎を取り壊し、リニューアル前よりもグラウンド面積が拡大。グラウンド全面に、水はけが良く、緑の鮮やかな人工芝を採用しており、校内がより開放的な雰囲気に一変した。土のグラウンドと違い、ケガの危険も少なく、体育の授業や放課後のクラブ活動での利用はもちろん、休み時間にもグラウンドで体を動かす生徒が増えている。


読書を存分に楽しめる居心地抜群の『図書室』

広大な空間には、約4万5千冊もの蔵書があり、居心地の良い読書スペースやDVD閲覧スペースを設置。さらに、読みたい本がある場所や貸し出し情報がわかる図書検索システムを完備。中高それぞれに専用の自習室があるため、図書室内での勉強は禁止。そのぶん、ゆったりと読書を楽しめると毎日のように通う生徒もいるという。

放課後の勉強はココ!  勉強しやすい『自習室』
本館3階の中学フロアには58席、6階の高校フロアには64席の自習室を設置しており、休み時間や放課後は多くの生徒が利用している。それぞれ個別ブースに分かれており、集中して勉強に取り組める。自習室は職員室に隣接しているため先生にすぐ質問できるほか、職員室内の質問スペースではマンツーマンでの学習サポートを受けることができる。

歌も楽器も存分に練習
響きが違う『音楽室』
音楽室や楽器庫が広くなり、授業では、十分な間隔をとってギターなどさまざまな楽器の練習ができる。クラシック音楽部や合唱部は、それぞれ専用の練習室が新設されており、部員も増加中。今後の活躍が期待されている。

和の静けさがただよう
新設の『茶道室』
本館5階の茶道室も、新校舎の建設で実現した設備のひとつ。室内は10畳が3部屋あり、本格的な茶器や花器もそろえている。現在は、この施設の実現で発足した茶道部など部活動で主に利用されているが、今後は和服の着付けや礼儀作法の指導など授業でも活用していく予定。

実験で学びを深める理科系の専門教室

新校舎になり、各教科の専門教室が充実。理科教室は、専用の器具やプロジェクターを備えた生物室、化学室、物理室を設置。専門教室ができたことで、中1からカリキュラムに実験を豊富に取り入れるようになり、生徒の理解度や理科への興味も高くなっているという。


 ココがスゴイ!! 
教室で給食を提供
“食育”で健康な体づくり

中学では、週4回の給食制度を通じた食育に取り組んでいる。メニューは、旬の食材を取り入れた栄養バランスのよい料理ばかり。給食の献立や食材は食物アレルギーの除去食にも対応。除去食の対応ができない場合は、弁当の持参が認められている。


給食の時間は、中学の生徒たちの楽しみのひとつ。昼休みに入ると、教室が食卓に早変わり。生徒たちは、「今日のメニューは何かな」「すごくおいしい」と話しながら食事を楽しんでいる。ご飯を含む一汁三菜が基本の和食、パンを中心とした洋食など、栄養面とおいしさを工夫した料理を提供している。
5 階の食堂(写真左)は、約250席と広々としたスペース。約320㎡の屋外庭園に隣接しており、やわらかな陽光、四季折々の樹木や花を見ながらゆったりと食事を楽しむことができる。中学の給食メニューは、日替わり定食として食堂でも提供しており、高校生も食べることができる。

(取材・文/櫻井徹也 撮影/中森健作)


 

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