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進学通信No.60-花園中学校
23
6月
  • 進学通信No.60-花園中学校
  • 2016 . No.60 . 注目の学校 . 花園 . 進学通信 .
花園中学校
「深い知識があってこそ自主的な学びができるもの。禅の教えも静かに耐える力と、がむしゃらに前進する意欲が対になって生かされるのです」(福田篤校長)
“禅のこころ”で心身を鍛え新時代を生きる

1872年、“禅のこころ”を建学の精神に、臨済宗妙心寺によって設立された同校。グローバル人材を育成するため、2016年度から新設されるのが、海外大学進学を目指す『スーパーグローバルZEN(SGZ)コース』と、国内の難関大学を目指す探究教育の『ディスカバリーコース』です。いずれも英語教育を重視し、ICT教育を導入したアクティブラーニングで自主性を身につけます。
「我々の生活を振り返ると便利にはなりましたが、伝統文化や慣習から疎遠になり、日本人としてのアイデンティティが失われつつあります。本校では早い時期から禅の世界観に触れられる環境で、日本文化の知識とアイデンティティを身につけ、それらを世界に発信できる力を育てます。確かな学力はもちろんのこと、『SGZ』『ディスカバリー』の両コースで、このようなグローバルな智力と能力を育んでいきます」   (福田篤校長)

『SGZコース』の特徴は、早朝坐禅や禅寺研修で行われる独自の禅教育と、海外大学進学に的を絞った圧倒的な量の英語教育にあります。ネイティブと日本人教員による『ダブルティーチング』の授業や、英語以外の教科を英語で学ぶ『イマージョン教育』『スカイプ英会話』『eラーニング』『海外研修』を通して「読む」「書く」「聴く」「話す」の4技能を習得します。
「他校のグローバル系コースと一線を画すのが、トップレベルの海外大学進学実績を誇る“NIC International College in Japan”と提携した高3の『NIC講座』。週5日、午前中の授業を英語で学び、海外の一流大学の講義に適応できるハイレベルな英語力を身につけます」(グローバル教育推進室  統括責任者・中村広記先生)

『ディスカバリーコース』は、中2まではSGZコースとほぼ同様のカリキュラムで、『イマージョン教育』『スカイプ英会話』『eラーニング』等の取り組みは共通。また『ディスカバリー・プログラム』を始めとする6年間の系統立てた探究型の体験学習で、問題を発見する力や豊かな発想力といった21世紀型スキルを育み、国内の難関大学を目指します。
「探究型の学習は自ら積極的にユニークな学習目標を立て、自主的な学びを引き出していくのがねらい。今までの教育は、“正解”のみが求められました。しかし、邪馬台国論争などがあるように、歴史の多くは仮説から紐解き導かれています。教科に限らず、興味を持ったり疑問点を見つけて追究することが大切です。そうした探究学習を進めるためには、従来の教科学習で考える基礎となる知識をしっかりと身につけることが重要です」(福田校長)

6年後、時代に即したスキルを身につけた生徒たちは、世界で必要とされる人材となっていることでしょう。

21世紀型のスキルを身に付ける両コース

1人1台iPadを所持し、教科に応じたアクティブラーニングを導入。中1・中2は両コース同じカリキュラムで学び、英語と数学はコースを横断したグレード別授業を展開します。とくに英語は『イマージョン教育』『スカイプ英会話講座』『eラーニング』も取り入れて、中3までに全員英検2級取得を目指します。「『スカイプ英会話講座』で実践的なコミュニケーション力、『eラーニング』で読解や文法など、精度の高い英語力を身につけます。いずれも昨年から導入しており、外部模擬試験で中2は英語のクラス平均偏差値が10ポイント近くアップ。授業で学んだ英語を実際に使う“知識と体験”の融合で、総合的な英語力が伸びた結果です」(中村先生)
“禅”と関係の深い『茶道』も、裏千家家元の千宗室氏が企画に協力する本格的なもので、6年間継続して行われる予定です。

探究型学習で自らキャリアをデザイン『ディスカバリーコース』

生徒自ら「見たい」「知りたい」ことを発見し、企画から実施、発表まで行う、探究型の『ディスカバリープログラム』で、未来を切り拓くリーダーシップと深い思考力を養います。さまざまなテーマに対して、“企画→実施→報告(発表)”を繰り返し、自ら問題や疑問点を見つけて解決していきます。重要なのは疑問点を見つけて追究する探究心を持つこと。そのためにも従来の教科型授業でしっかりとした知識も深めていきます。
また、中学の校外学習は、SGZコース生と一緒に行きますが、企画するのはディスカバリーコース生。高1の国内研修旅行や高2の海外研修旅行も生徒自らプロデュース。このような経験を積み重ねることで、最終的には自分の進路を構築できるようになっていくのです。

海外大学進学を目標に英語指導を徹底
『スーパーグローバルZENコース』

中学3年間で英語の授業は計22単位、イマージョン教育は計16単位あり、常に英語を話す環境をつくって、実践力を磨きます。
「中2では海外名門大学進学を目指す国際バカロレア認定校との交流、中3はニュージーランドのインターナショナルスクールでの研修。高2は留学後の自分をイメージするためアメリカの超名門大学を見学するなど、海外大学を見すえた体験学習が盛りだくさん。高3では週5日、午前中の授業をオールイングリッシュで学ぶ『NIC講座』でディベートやディスカッション、プレゼンテーションを取り入れながら、海外大学の講義に通用する英語力へと引き上げます。毎朝の坐禅で集中力をつけ、禅寺研修『摂心会』では英語による禅問答も検討中。次代の国際社会でたくましく生き抜く力を育みます」(中村先生)

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