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進学通信No.60-大谷(大阪)
02
6月
  • 進学通信No.60-大谷(大阪)
  • 2016 . No.60 . 大谷(大阪) . 注目の学校 . 進学通信 .
大谷(大阪)
『凛花コース』で新時代を生きるグローバルな女性を育む

創立107年の長い歴史を誇る同校は、大阪府下で唯一の完全中高6年一貫の女子校であり、国公立大学、難関私立大学の現役合格者を多数輩出する進学校としても知られています。

2015年、同校の歴史に新しい風が吹きました。医歯薬系難関国公立大学理系学部を目指す『医進コース』、難関国公立大学理系文系や難関私立大学を目指す『特進コース』の2コースに加えて、今年度から、新時代を生きるグローバルな女性の育成を目指す『凛花コース』がスタートしたのです。同コースは「月組」「雪組」の2クラス制で、現在、60名の1期生が元気に学校生活を送っています。
「『凛花コース』の目的は、グローバル感覚を持った女性を育てることにあります。つまり、世界のどこの国へ行っても、自分の考えを自分の言葉で相手に伝えることのできる人物です。そのため、凛花コースでは英語教育、プレゼンテーション力、日本文化への興味関心の向上に力を入れています」
(凛花コース英語科・吉田ひとみ先生)

凛花コースの英語の授業は、日本人教員による文法理解とネイティブ教員による英会話をメーンとして発話に重点を置いて展開しています。国語や社会は教科書にとらわれず、グループで調べ学習を行い、その結果をプレゼンテーションするなど、発表の場を設けています。

また、同コースには『凛花活動』と名づけられた時間があります。
「読書をしたり、教科と連動して英語の発音トレーニングやプレゼンテーションの練習をはじめ、日本文化に触れるための茶道の時間もあります。水曜日の5時間目が凜花活動の時間となっており、6時間目に連続することもあります。生徒たちが、凛花活動を楽しみにしていることが手にとるように伝わって来ます」 (吉田先生)

「月組」「雪組」のクラス会長のMさん、Tさんに、凛花コースを選んだ理由や選んで良かったと思う理由について聞きました。
「英語の授業が充実していて、使える英語が学べると聞き、将来の役に立つのが良いなと思いました。どの授業も先生が工夫してくださって楽しいので、毎朝、学校に行くのが待ち遠しいです」(Mさん)

「将来、外国で日本語教師として活躍したいと思っています。大学生になったら留学をしたいので、英語をしっかり勉強できる凛花コースを選びました。クラス全員が仲良しで、クラスのみんなとおしゃべりしているとすごく楽しいので、このコースを選んで良かったと思います」     (Tさん)
中学1年生とは思えないほど、ハキハキと受け応えする2人の生徒の姿は、しなやかな感性と生きる力を備えた“凛とした女性”への萌芽を体現しているようです。

凛花コースならではの英語の授業

凛花コースの英語の授業は、発話に重点をおいています。リーダー(読解)は教科書にこだわらず会話を中心に展開。グラマー(文法)は日本人教員が日本語で指導。カンバセーションはネイティブの教員が会話をリードします。「小学校時代の同級生に中学校の英語の授業についてたずねると、凛花コースの英語の授業は進度が速く、内容も深いことがわかりました。英単語でゲームをすることもあり、楽しみながら英語が身についていると思います」(Tさん)
『凛花活動』で日本文化に触れる

『茶道』では、お作法を学びました。
「畳の縁を踏まずに歩くことや、茶室に入るときのごあいさつの作法を教えていただきました。お茶をいただいたのは初めてでしたが、とても美味しくて、良い経験になりました」(Mさん)
「茶道は日本独自の文化なのに、今ではほとんどの人が作法を知りません。私自身も、茶道を初めて体験して、非日常的なことだと感じました。私たち世代がしっかり学んで伝えていきたいと感じました」(Tさん)
“仲間づくり”のための研修旅行

5月に実施した凛花コースの『研修旅行』は、1泊2日で須磨に行きました。“仲間づくり”をテーマとして、楽しいゲームを通じて親睦を図りました。「この研修旅行で、みんなと仲良くなれました。グループでのゲームを通じて、人に自分の意見を伝える難しさと、伝わったときの喜びを感じました。将来、福祉系など人の役に立つ仕事をしたいと思っていましたが、キャビンアテンダントなど英語を使う仕事にも興味が湧きました。今は自分の未来を限定せずに、いろいろなことにチャレンジしたいと思います」(Mさん)
『凛花活動』の「プレゼンテーション」

大勢の人の前で自分の意見を自分の言葉で、堂々と伝えることができるのは、世界で活躍するための必須条件といえます。凛花コースの『プレゼンテーション』は、教科と連動した独自の取り組みです。グループでの調べ学習の後、皆の前でプレゼンテーションを行うのですが、本番当日まで凛花活動の時間を使って練習も行います。生徒たちは、他グループのプレゼンテーションを聴くことで、人の意見を聴く姿勢と伝える工夫を学びます。
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