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進学通信No.60-龍谷大学付属平安
14
5月
  • 進学通信No.60-龍谷大学付属平安
  • 2016 . No.60 . School Update . 進学通信 . 龍谷大学付属平安 .
生き物や自然を相手に活動する『ネイチャー部』。月に数回学外に赴き、京都・北山で自然環境を定点観測したり、ビオトープで生物調査に参加するなどの活動をしている。


学校から近い京都水族館で、中2を対象とした理科の特別授業(年3〜4回)を実施。教科書に載っている生物の姿を、本物を見ながら学ぶ。またネイチャー部は、バックヤードに入らせてもらったり、大水槽の上から魚たちの飼育法や水槽の手入れ方法を説明してもらったりと、水族館の“裏側”を見学できて大喜び!

希望者を対象に『生命誌研究館(高槻市)』でのサマースクールに毎年参加。研究者とともに2日間、DNAから生物の進化を探る研究などに取り組みます。また今年8月には、数学と理科の総合的な問題解決力が問われる『科学の甲子園ジュニア』に参加。中1生5チーム15名が、京都予選を戦った。

龍谷大学と2015年4月より法人合併した同校。龍谷大学は今年度『農学部』と、世界に通用するコミュニケーション能力と教養を兼ね備えた人材を育成する『国際学部』を新設。このように現代社会のニーズに応える龍谷大学との連携を視野に入れ、注目度の高い龍谷大学付属平安中学校・高等学校はさらなる教育改革に着手。
改革の柱となるのが、2020年度からの新大学入試制度にも関わる「英語教育」「理数教育」「ICT教育」です。電子黒板などICTツールを活用した授業はもちろん、教科横断型の授業を構想中。たとえば“数学×理科”では、「生物の生存率グラフを基に、対数の意味を考える」、“英語×理科”では、「環境問題に関わる英語長文」などの授業が検討されているといいます。
またクラブ活動にも、生徒の知的好奇心を刺激する取り組みが見られます。
「本校は宗教的情操教育を教育の基礎としています。この変わらない理念に、時代の流れを的確に捉えた教育を融合させることで、国際社会に通用する人物を育てる。それがこれからの本校の教育だと考えています」(校長補佐・平井正朗先生)
次年度から、接続する龍谷大学に進学する『プログレスコース』には、高2より『グローバル英語専修クラス』ができるそうです。中高一貫教育のゆとりを生かし、大学や社会が求める柔軟な思考力を備えた人物を育てるという気概を強く感じました。

中1・中2の英語の授業数は週7時間。その半分以上の授業にネイティブ教員が参加。「英語をコミュニケーションツールとして使いこなすには、話す内容にも広い教養、知識がなければいけません。そこで“英語を英語で学ぶ授業”とともに、5教科についても教科を横断する学び方ができるように検討しています」(平井校長補佐)

中学生全員が参加する『English Day』。中3は自分たちで決めたテーマで、英語ディベートを行う。

半世紀以上の歴史を誇る『考古学部』。これまでに発掘した遺物が学内に保存されており、生徒は直接手に触れることができる。活動は、土器などの複製作りや、遺跡・博物館見学などが中心。近年では安土城跡や、豊臣秀吉が京都に建てた聚楽第のお堀の測量調査にも挑戦。

数学、理科の2教科を中心に、電子黒板などを使用したICT授業を実施。現在、高校ではハワイにある『パシフィック・ブディスト・アカデミー高校』との、オンライン英会話などを実践している。

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