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進学通信No.59-常翔啓光学園
04
3月
  • 進学通信No.59-常翔啓光学園
  • 2015 . No.59 . 学校生活ハイライト . 常翔啓光学園 . 進学通信 .

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後輩は先輩を敬い、先輩は後輩を温かく見守る。
学年を超え、同じ学び舎に集う〝仲間″としての絆が深まる、
伝統のオリエンテーション合宿。

joshokeiko59-1新緑の薫りがただよい始めた琵琶湖畔に、常翔啓光学園中の全生徒が集いました。ここで行われるのは恒例行事である1泊2日の『オリエンテーション合宿』です。
一般的に新中1生の合宿は、親睦を深めることを目的とする場合が多いですが、同校では少し異なります。中2生・中3生も一緒に参加して20人前後の縦割り班を組み、親睦を深めつつこれから始まる中学生活の魅力やルールを先輩たちが教えていく仕組みです。
◆写真◆合宿を行った滋賀県の『休暇村近江八幡』。生徒たちの礼儀正しさや規律正しい行動に、スタッフの方も感心するほどで「ぜひまた来て」との声が相次ぐ。

joshokeiko59-11例えば5分前行動など集団行動のルールや、言葉づかいを教えるのも、すべて先輩の役目。ルールを守れないようなことがあれば班の連帯責任となるため、時には厳しさも必要です。
しかし、上級生たちはみんな温かく、ていねいに後輩たちを導きます。中でも校歌の指導は、初日に先輩たちがレクチャーし、2日目には班ごとにコンクール形式でその歌声を競います。このほか、趣向を凝らした学校紹介、クラブ紹介、学級旗の制作なども行います。

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◆写真◆寸劇や自作パネルを交えて、学校生活を送るコツを上級生がアドバイスする『学校紹介』。

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◆写真左◆クラブ紹介は各部の個性が際立つ。説明役の生徒がクラブの解説をすると同時に、あっという間にテントを組み立てて見せたワンダーフォーゲル部。時間にしてわずか3分程度。
◆写真右◆ガッチリと組んだスクラム実演でアピールする、ラグビー部のクラブ紹介。高校は屈指のラグビー強豪校としても知られるが、初心者も大歓迎だ。

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◆写真◆2日目の校歌発表。歌声の大きさやハーモニーのバランスはもちろん、発表前後のあいさつ、表情、姿勢などすべてが厳しく評価される。校歌発表は、4人の審査員が5点満点で評価、その合計で競う。先生方のほか、引率した旅行会社の添乗員も参加。

joshokeiko59-9そんな濃密な2日間を通じて身に付く最も大きな成長は、周囲への気配りやいたわり。中3生は最上級生として、中2生はそのサポート役としてリーダーシップを学び、中1生は同校の生徒たる自覚と先輩への敬意を学びます。
中1生からすれば、行動も考え方も大人びている上級生たちですが、彼らもまた、同じ経験をしてきたのです。そして、その輪が再び次なる成長を育む。同校には、そんな伝統が脈々と息づいているのです。
◆写真◆班ごとにそれぞれの食事タイムを楽しむ。時間を追うごとに学年の垣根を超え打ち解け合い、リラックスムードがただよう。

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◆写真◆クラスは一つの大切なチーム。その結束の象徴である学級旗を制作、全員の前で披露する中1生。


 FOCUS 

先生たちは「見てるだけ」!?

生徒の自主性を大切に

joshokeiko59-10同合宿における「縦割り班」以外の大きな特長が、先生が口出しをせず生徒たちの自主性を重んじること。初日の昼食のカレー作りも、進行の大半が中2生・中3生に委ねられている。役割分担や時間の管理はもちろん、調理方法やコツを中1生へ指導することも、すべて班の上級生が行う。かつて自分たちも先輩に教えてもらったことがしっかり受け継がれている証であり、「私たちは食べるだけですよ」と大人の出番はないという。今後も多くの行事に同じチームで取り組む「縦割り班」。記念すべき最初の共同作業の一つがこのカレー作りとなっている。

(取材・文/松見敬彦 撮影/中川誠一)

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