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進学通信No.59-四天王寺学園
08
12月
  • 進学通信No.59-四天王寺学園
  • 2015 . No.59 . School Update . 四天王寺学園 . 進学通信 .

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幅広い視野で考える力を養う

shitennojigakuen59-012014年に聖徳太子の“和の精神”を礎に開校した同校。1クラス35人の少人数制で一人ひとりを手厚く指導し、高い学力と深い人間性を養っています。6年後の難関大学合格を目指し、特に力を入れているのが自主性の育成です。
「目標が高いほど、自ら計画的に学ぶ習慣と正しい学習方法を身につけることが重要です。そこで中学から放課後学習を毎日実施し、教員と四天王寺高等学校出身の現役大学生がチューターとして、学習方法などをていねいに指導しています。ただし、強制しないのが大前提。個別指導で日々の学習内容が定着できれば、自ずと勉強が楽しくなってきます」(写真:田中雅久校長)

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写真口径Ø51㎝の大型天体望遠鏡を備える天体観測施設。天体観測だけでなく、体験型の学習を行い、知的好奇心を高め、自然科学への探究心を培う。高校ではJAXA教育センターに協力してもらい、「宇宙から地球を見よう」というテーマでの授業も考えている。
「2017年にスタートする高等学校では“宇宙”をテーマに、幅広い視野で物事を捉えられる学びを展開。そのシンボルが屋上にある大型天文観測施設です。横浜市にあるJAXA教育センターに協力してもらい、理科だけではなく、社会科や音楽、家庭科など、さまざまなアプローチから総合的な学習を考えています。また、キャリア教育として社会人講座・企業体験などを行い、大学卒業後を見すえた進路選択ができるように指導していきたいですね」(田中雅久校長)

shitennojigakuen59-06写真夏休みと冬休み、春休みの長期休暇中に主要5教科の特別講習を年間30日実施。「中学3年間で国・数・英は高1までの内容を履修し、高2までに高等学校の学習課程を修了して、最後の1年は大学受験対策に入ります。そのためにも中学時代にしっかりと勉強する習慣をつけるのです」(田中校長)

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目標をもって学ぶ習慣を身につけ

勉強への意欲を高める

今年度から『振り返り力向上手帳』を全生徒に配布。「自分で1日のタイムスケジュールを立てて行動し、見直す」をくり返して自立心を育みます。
「時間どおり行動できるようになり、忘れ物が減った」「目標が達成できたときに○を付けるのが楽しみ」と、生徒たちは放課後学習同様、しっかり利用の仕方をマスターしているようです。

shitennojigakuen59-07写真「『振り返り力向上手帳』に1週間の目標を書き、勉強する時間や趣味の時間などを書き込んでいくと、時間の使い方が一目でわかるようになりました」(中2女子)
「一日の反省を込めてその日の感想はしっかりと書いています」(中2男子)

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写真左毎日19 時まで放課後学習が行われている『L e a r n i n gPlaza』。教員とともに四天王寺高等学校出身の現役大学生がチューターに。「生徒は積極的に質問し、真剣に話を聞いてくれるのでやりがいがあります。勉強だけでなく、中学時代にすべきことも教えてあげたい」(チューター・Kさん)「休憩時間に雑談するのも楽しく、悩みなども聞いてもらっています」(中2女子)
写真右多くの友人との人間関係を築き、教養や体力向上のためにもクラブ活動への参加を奨励。放課後学習にも参加しながら、勉強との両立を目指している。

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写真先生も生徒も授業とは違った気分で楽しく学べる放課後学習。チューターは京大や阪大などの現役大学生。「わからないところをピンポイントで教えてもらえる」「チューターの先輩とは年が近く、質問しやすい」と生徒たちからも大好評。ほかにも『Learning Plaza』には、生徒一人ひとりの習熟度に合わせて勉強できる個別学習システム『e-トレーニング』を設置し、学力の定着を図っている。

shitennojigakuen59-04「計画で自分を“締め付ける”のではなく、勉強でも趣味でも“やりたいこと”ができる時間を作ることが目的です。最初は使い方を教師が指導しますが、自分のスタイルで管理できるようになってほしいですね」(生徒指導部長・吉田拓也先生)
写真教室の掲示物には個人目標、クラス目標とみんなの目標が記されており、一人ひとりのやる気を引き出している。

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写真全教室に電子黒板を導入し、ICT教材を用いた効率的な授業で生徒と向き合う時間を確保。生徒の発表にも活用して自発性を高めている。「アクティブラーニングを進めるためにも、中1からしっかりした基礎学力のインプットが必要です」(田中校長)

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2015年度より『姿勢教育』がスタート

shitennojigakuen59-03姿勢が良くなると、血行が良くなって頭に血液がまわりやすく、精神的にも安定し、集中力がついてくると言われています。正しい姿勢で先生の話が聞けるよう、毎日授業の始まりや途中、終わりなどの数分間、指導しています。
「『起立・気をつけ・礼』という、一連の動作がきちんと自然にできることは自立への第一歩。まっすぐ座れない、すぐに肘をついてしまう、脚を組んでしまう子どもが増えていますが、健康に悪いだけでなく、50分授業にさえ耐えられない。姿勢を正せばそれが変わっていきます。まっすぐ前を向き、背筋を伸ばしてあいさつをすれば、相手に与える印象も格段に上がります。大切なこの成長期、心身ともに健康に育ってほしいのです」(田中校長)
正しい礼の仕方を中学時代の早い段階から身につける姿勢教育。生徒に言うだけでは伝わらないということで、教職員もしっかり講義を受けて練習しています。
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取材・文/大松有規子  撮影/テラサカトモコ

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