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【特集記事】関西大学併設3校 - 特徴的な教育内容
30
5月
  • 【特集記事】関西大学併設3校 - 特徴的な教育内容
  • No.59 . 一貫教育 . 大学付属校 . 進学通信 . 関西大学 . 関西大学中等部 . 関西大学北陽 . 関西大学第一 .

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 関西大学第一の最大の特徴は、真の学力を身につけることを目的とし、学習と、部活動を始めとする課外活動との両立を大切にしている点にあります。
 6年間を通じて平日は6時間授業とし、授業は、先取り教育に力を入れることはせず、中学3年間で学ぶべき内容をしっかりと身につけるというスタンス。毎日の宿題に加えて、単元ごとの課題や小テスト、提出物の徹底により、基礎学力や学習習慣の定着を図っています。中間テストや期末テストで学力が不足していると判断された生徒には補習を実施。先取りに注力していないため、遅れた生徒へのフォローが比較的容易で、早く追いつくことができます。高度な学力の習得を目指す生徒のサポートも行っており、毎年30〜40人が国公立大学に進学しています。また、グローバル社会に対応した能力を育成するため、英語では少人数制授業を導入し、きめ細やかな指導を実践しています。
kanichi_1 一方、6限目が終わる午後2時55分以降は、自分自身で選んだ課外活動に集中し、それぞれの個性を伸ばしながら人間的に成長するための時間として位置づけています。ほとんどの生徒が12の運動部、10の文化部のいずれかに所属しており、中1、中2の加入率は100%近く、中3に至っては兼部する生徒も見られ、101%という高い加入率となっています。
 「両立することによって、授業とクラブ、普段と試験前のメリハリのつけ方、空き時間や通学時間の使い方が上手になりますし、いざ勉強するとなれば、高い集中力を発揮できるようになります。また部活動は、日々努力を積み重ねることの重要性を学ぶと同時に、先輩・後輩などとの人間関係を築いていく過程を通して、社会で活躍するうえで求められるコミュニケーション能力やリーダーシップを養う場でもあります。英語力の向上に努めながら、1学年6クラス、多種多様な生徒が集まる大規模校のメリットを活かした教育を貫き、多文化共生社会で通用する人間になってほしいと考えています」
(入試広報部主任・野木万也先生)

 


 

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hokuyo 関西大学北陽では、教科学習を始めとする学びにおいて、まずは知識をしっかりとインプットすることを重視しています。インプットができていなければ、アウトプットする内容も稚拙になってしまいがちだからです。そこで、中学3年間を通じて行う朝読書ではさまざまな書籍から、中2の「総合的な学習の時間」に取り組む『NIE』では新聞から、中3の国語教育の一環『論理の達人』では論理的な思考を育むための教材から、ベースとなる知識や情報をインプットします。そのうえで、たとえば中1であれば、朝読書を含む『ブックプロジェクト』の中で、自分が読んだ本の魅力をクラスメートの前で発表したり、みんなで同じ本をあえて途中まで読み、どのような結末になるかをテーマにディスカッションしたりとアウトプットの訓練を重ね、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力を高めていきます。
 同校の教育の大きな特色として、中学3年間を通じて実施している独自の“中大連携プログラム”が挙げられます。これは、大学での学びを肌で感じられる貴重な機会であると同時に、普段の学びの中で得た知識や情報を活用しながらアウトプットする場ともなっています。関西大学の社会安全学部と連携する中1の『防災体験プログラム』、理工系3学部との連携による中2の『研究室体験プログラム』、法科大学院との連携のもとで行う中3の『リーガルマインド育成プログラム』とも、大学の先生の前で発表することを通じて、得た知識を咀嚼し、自分の言葉で伝える力を身につけることがねらいの一つです。また、グループでその準備を行う過程において、社会に出たとき、人間関係を築くうえでの障壁を乗り越える手段として、あるいは、自分の企画の素晴らしさを伝える手段として不可欠なコミュニケーション能力を磨きます。さらに同プログラムが果たすもう一つの役割について、広報部主任の村上雄一先生はこう語ります。
 「大学の学びを知ることは、社会貢献を意識するきっかけともなります。『自分はどのような形で社会に貢献できるのか』を考えさせることにより、中高6カ年における進路指導のスタートにしたいと考えています」

 


 

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 高い人間力を柱としながら「確かな学力」「国際理解力」「健やかな体」「情感豊かな心」を育み、自ら考え行動する“ 考動力”を身につけることを目指す同校。なかでも特徴的なのは、「確かな学力」と「国際理解力」の育成に向けた取り組みです。
 探究能力の基礎となる「確かな学力」を育むために、豊富な授業時間を確保するとともに、電子黒板やi P a d といったICT情報機器を駆使した授業を実践しています。たとえば理科の実験では、顕微鏡を用いて微生物を観察した後、生徒が自分でその画像をパソコンに取り込み、その画像を電子黒板に映し出して発表したり…。どの教科においても、五感で体感し、生徒自身がICTを使いこなすという、試験のための知識を得るだけにとどまらない、日常や生きていくうえでの力になるような学びが展開されているのです。
kandai_1 このスタイルは、「国際理解力」を培う際にも踏襲されています。中3にカナダで実施する海外研修旅行は、週7時間の英語の授業で得た知識を活用する場として重要視しているため、全員参加。現地ではホストファミリーの家に一人でホームステイし、現地の高校生に交じって授業を受けます。またフィールドワークでは、iPadを使いながら英語でインタビューを行います。
 「異文化に身を置きさまざまな経験をすると、海外に出て自分を試してみたいと考えるようになります。高等部では留学している生徒や、留学を希望する生徒も増えています。研修旅行をより意義深いものにするために、中2の準備段階で国内でのホームステイ体験に加え、授業やショッピングといった各場面で使える英語を訓練する集中講座を導入します」
(中等部教頭・櫻井譲先生)
 こうして培われた確かな学力、国際理解力、ICT活用能力、そして同校独自の“ 考える科”などで身につけた思考力は、国際的な視野と探究力の育成を目的とした高等部の“ プロジェクト学習”を通して、自分なりの答を見出していく力の基盤となっています。


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