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進学通信No.57 - 小林聖心女子学院
09
3月
  • 進学通信No.57 - 小林聖心女子学院
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世界30カ国148姉妹校との絆から生まれる
聖心女子学院の国際教育

1800年にフランスで創立されたカトリック女子修道会『聖心会』を母体とする聖心女子学院。欧米を中心にオーストラリア、南米、インド、アフリカ、アジアと世界30カ国に148校(国内7校)が存在し、姉妹校間で積極的に交換留学が行われ、卒業生の多くが英語を活かして活躍しています。今回、海外プログラムに参加した5名の在校生を取材。グローバルな人間を育てる聖心の国際教育に迫りました。

chikyugi1海外姉妹校を訪問英語力とともに国際理解力を磨く

???????????????????????????????昨年創立90周年を迎えた同校は英語教育に力を入れており、海外の姉妹校・提携校との交流がさかんで、生徒は多彩な海外体験プログラムに参加できます。
今年3月にオーストラリア体験学習(中3・高1対象)に参加したKMさんは、「中3のときに、姉妹校から来た留学生が私の家でホームステイ。そこで今度は私が彼女の学校へ行こうと体験プログラムに参加しました。残念ながらホームステイ先は別のファミリーでしたが、彼女の家にも1泊させてもらって再会を喜びました」と笑顔を見せます。KMさんが参加したこのプログラムでは、毎年オーストラリアの姉妹校2校へ各15名・計30名が訪問。午前中は日本人だけの英語の授業、午後は現地の授業に参加するなど、海外の学校生活を体験できます。「実は私、寄宿舎も体験したんです」と語ったのは、別の姉妹校に行ったKRさん。「インド姉妹校からの留学生など、母国語が英語ではない子たちと仲良くなり、刺激を受けました」
【写真】海外体験を語ってくれた5名の生徒たち。彼女たちが強い意志と知性、そして行動力を秘めていることを示すエピソードがたくさん飛び出した。

obayashi05一方、夏休みにオーストラリア短期交換留学(高2・高3対象)へ旅立ったのはARさん。引率教員なし、生徒2名だけでメルボルンの姉妹校に出発。航空チケットは「学校を通じてお願いすることもできましたが、あえて自力での手配に挑戦」。現地ではすべてホストシスターと同じ授業に参加しました。「オーストラリアは学内も多国籍。お弁当には各国の特色が出ていたりして、いろいろな人種が調和して暮らしているのがすばらしく、ホストシスターとの交流は帰国後も続いています。交換留学なので、今度は彼女が小林聖心に来るんですよ」と再会が楽しみなようす。彼女たちが姉妹校で結んだ縁は、大人になってもずっと続くものなのかもしれないと感じました。
【写真】出身国や文化が違う仲間と暮らす経験が国際理解力を育む。(中央:ARさん)

一方、夏休みにオーストラリア短期交換留学(高2・高3対象)へ旅立ったのはARさん。引率教員なし、生徒2名だけでメルボルンの姉妹校に出発。航空チケットは「学校を通じてお願いすることもできましたが、あえて自力での手配に挑戦」。現地ではすべてホストシスターと同じ授業に参加しました。「オーストラリアは学内も多国籍。お弁当には各国の特色が出ていたりして、いろいろな人種が調和して暮らしているのがすばらしく、ホストシスターとの交流は帰国後も続いています。交換留学なので、今度は彼女が小林聖心に来るんですよ」と再会が楽しみなようす。彼女たちが姉妹校で結んだ縁は、大人になってもずっと続くものなのかもしれないと感じました。
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【写真】ポップな内装や自由度の高い服装など、のびのび過ごせる環境。反面、適時パソコンに課題が送信されてくるなど、上手な時間の使い方が求められる。(右2人目:TRさん)

春休みにシアトル短期交換留学(高2・高3対象)に同級生と2人で旅立ったTR さんは、受けたい授業を自分で選んで現地の生徒とともに受講。「宗教、古典英語などの授業も選択しましたが、特に印象深かったのが歴史です。第二次世界大戦について学んだのですが、まず教科書の視点が日本で学んだ内容と違います。そして生徒たちが交代でパワーポイントを使って授業を進め、先生は補足する程度なのにも驚きました。またどの授業でも…たとえば数学でもディスカッションするんです!」
この経験から英語力だけではなく、自国のことや自分の考えをしっかり話せなければ、海外では通用しないと学んだと言います。


 

chikyugi1アメリカの大学で社会的課題を英語で学ぶ

obayashi03写真】国は違っても同じ聖心会の紋章が刻まれた校舎や聖堂はどの姉妹校も共通。「聖歌も同じで親近感を覚えた」と参加者たち。(写真はサンディエゴ大学)
アメリカ・サンディエゴ大学での英語集中講座(高2・高3対象)に参加したTAさんは、「英語力を集中的に磨くプログラムであることと、聖心会をルーツとする大学で学ぶ、ということに惹かれて参加しました。同大学教授によるジェンダー問題の授業では、共学校・男子校・女子校の違いやメリットについて議論。リーディングでは、ラオス出身の教授がアメリカの移民問題・差別問題についてのテキストを使用したうえで、読むだけでなくテキスト内容についても議論しました。アメリカならではの問題に深くふれられる授業でしたね」と言います。

???????????????????????????????彼女たち5名が体験した海外体験プログラムは、いずれも通訳なしのオールイングリッシュ。短期交換留学は引率教員もつきません。
「同行した方が教員の心労は少ないのですが、成長を期待してのことです。実際に、生徒は驚きこそすれ物おじせず、すぐ現地になじみます。そしてその経験値が“小林聖心生”である誇りと自信として後輩に受け継がれる。それが本校の伝統です」  (入試広報室長・宇津野仁先生)
 彼女たちの体験談でわかったのは、多国籍な環境、生徒の活発な発言で授業が進んだこと。また、ノートや教科書がわりにパソコンを使用し、暗記力や計算力よりも、クリエイティブな能力育成に重点を置いた教育が進んでいたことです。これからのグローバルな世界で求められる能力を、実体験を通じて理解してきた彼女たち。国際社会で活躍するであろう彼女たちの将来を垣間見る思いがしました。
【写真】サンディエゴ大学にて。授業内容は現地高校生と変わらないレベル。授業では机を円形に並べ、積極的に発言することが求められる。(中央:TAさん)

(取材・文/蔵 麻子)

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