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進学通信No.56-龍谷大学付属平安
26
12月
  • 進学通信No.56-龍谷大学付属平安
  • No.56 . 大学合格力強化計画 . 進学通信 . 龍谷大学付属平安 .

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『チーム平安』が強い連携で生徒を完全バックアップ!

落ちこぼれをつくらない『マルチサポート体制』

2012 年度から、『中高一貫コース』のコースコンセプトを明確化した同校。「中堅国公立大学への合格者50名以上」「関関同立レベル以上の大学に合格」と目標を掲げ、全校を挙げた取り組みを開始しました。
次年度からクラス制(コース制)が導入され、特に学力が高い30名で構成される『特進A』と、通常クラスの『特進B』に分かれます。中2進級時には、特進Aの枠を60名に増やし、一定の学習到達度を満たした特進Bの生徒を、特進Aに引き上げます。その後も1年ごとにクラス編成が行われますが、特徴的なのは、原則として入学時に特進A であった生徒を特進Bに回さないということ。つまり、引き上げはありますが、引き下げはないということです。ここに同校の学力向上への強い姿勢と自信がうかがえます。
「絶対に落ちこぼれをつくりません! 大切なのは夢の実現だ!」
と力強く言い切るのは、平井正朗校長補佐。その軸になっているのは、教員と生徒という個人単位ではなく、学校という集団単位で指導しようという、大幅な指導体制の改革にあると語ります。

heian_chart_no.56『マルチサポート体制』と名づけられた指導体制の特徴は、大きく6つに分かれます。。

 テスト
 タスクフォース
  PDCA 学習システム
 3WAY サポートシステム
 コミュニケーションツールの『あゆみ』
  PDCAサイクル         です。(左図参照)

における独自の取り組みは、年6回行われる『SUT(ステップアップテスト)』です。定期テストを廃し、より短いスパンでテストを実施。春期・夏期・冬期などのテストも合わせると、ほぼ毎月何らかのテストが行われていることになります。これにより教員は、生徒の学習到達度を細かく把握し、基礎の徹底を図るのです。生徒や保護者からは「勉強しない期間がないので、自然と学習習慣が身についた」という声が多く聞かれます。
には、『タスクフォース』と呼ばれる、教員で構成された専門の進路検討会チームが存在し、『SUT』などの結果をもとに、綿密なデータ分析から生徒の弱点を解析、効果的な学習方法を考案します。そして では、タスクフォースがテスト結果の分析をもとに『PDCA学習システム』を構築し、“Plan(計画)→ Do(実践)→ Check(確認)→ Action(見直し)”のサイクルをくり返しながら、継続的な改善を行っていきます。さらに、の『3WAYサポートシステム』は、担任、教科担当、クラブ顧問の3人がチームとなり、タスクフォースからの情報を元に、生徒の状況を共有して3方向から学習フォローにあたります。従来、これらはすべて担任の役割でしたが、業務過多や連携不足、結果として生徒フォローの質低下などが問題になっており、それを改善したのがこのシステムなのです。

dsc1153<写真>試験問題をデータベース化しE-ラーニング教材として活用。専用のIDで、保護者も問題の内容を閲覧できる。


 

教員同士のチームで生徒をバックアップ

st78209同校には、40年以上にわたって受け継がれてきた『あゆみ』というノートがあります。これは、生徒と担任、さらに保護者が一緒になって作るコミュニケーションツール。生徒は、その日の行動・学習内容・感想などを記入して担任が毎日これを確認し、アドバイスを書き込みます。これに保護者も加わり、わが子の学校での状況を把握しつつ、コメントを書き込む、といった3方向のつながりの中で生徒の成長を見守るものです。。
<写真>生徒・担任・保護者で取り組む『あゆみ』は、40年以上もの歴史を持つ、同校伝統のコミュニケーションツール。

これらの手厚いサポートのもと、生徒自身がPDCA学習システム・サイクルを実行に移すこと。それによって、高い学力と大学合格力を生みだすという仕組みです。このほかにも、大学受験対策の『ドラゴンゼミ』、卒業生による学習指導フォロー『チューター制』、「なりたい自分」や「なぜ学ぶのか」を掘り起こす課外授業など、あらゆる指導システムで生徒をバックアップしています。
そのためには、もちろん教員の指導力向上も欠かせません。この春から担任を務める橘真美先生は、
「教員同士の相互授業参観やそのレポート、授業研究会(勉強会)などを通じて、密に連携を取りながら各自が教員としての研鑽に励んでいます」
と語ります。
「これだけのことをやろうと思えば、教員も楽ではありません。しかし、いつも言っているのです。『学校の主役は生徒。そのために、教師はいとわず汗をかこう!連携しよう』と。『チーム平安』のスピリッツが根づき始めているのです」 (平井校長補佐)
この言葉どおり、全校一丸となって大学合格力アップに取り組む同校。来年度以降の新入生は、その目標を『中堅国公立』から『京大・阪大・神大』レベルへと引き上げるそうで、今後もさらなる伸びが期待できそうです。

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平井正朗校長補佐<写真左>と、新任担任の橘真美先生<写真右>。『チーム平安』の強みは、ベテランも若手も関係なく協力する、その連帯力にある。


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