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進学通信NO.56-賢明学院
15
12月
  • 進学通信NO.56-賢明学院
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No.56_Kenmeigakuin

伝統のおだやかな校風と“ T H E B E S T ”の精神が生きるカトリック共学校の躍進

祈り② 創立以来、『祈り』『学び』『奉仕』を柱にカトリック精神に基づく全人教育を実践しており、礼儀正しく、おだやかな校風で知られる同校。共学5年目を迎えた現在、生徒数は共学化以前の約3倍(男女比約4対6)となり、中高合わせて約300 名も増加しています。人気の背景について、教頭補佐の豊島美苗先生にお話をうかがいました。
「もともとカトリックの女子校だった賢明になぜ男子が集まるのか、とよく質問されます。いくつかの理由がありますが、第1の要因は、本校の校風が長年、卒業生や地域の方々から高く評価されてきたからではないでしょうか」
祈り① カトリック精神に基づき、“THE BEST~最上をめざして最善の努力を”をモットーとする生徒の素質を温かく伸ばす校風が、謙虚で素直な生徒を育み、それが男子生徒や保護者にも魅力的に映っていたようです。“THE BEST”とは、神からいただいた心身の能力を開花させるために、日々自己の向上をめざし、自分にできる最善の努力を尽くすという精神。実際に、小学校時代は目立たなかった生徒が、同校で勉強に部活動にと、イキイキと積極的に活動するようになった実例が多数あります。昨年度のクラブ実績を見ても、中学男子サッカー部の近畿大会優勝・全国大会出場、中学女子バレーボール部の近畿大会出場、吹奏楽部の関西大会2年連続金賞と、華々しい成果が生徒の活躍を物語っています。
<写真>キリスト教の教育観に基づく情操教育によって、豊かな人間性を養う同校。始業・終業時に1分間の『祈り・沈黙』の時間を設けている。礼儀正しく心おだやかな賢明生はこうした情操教育によって育まれる。


「第2の要因は教育改革です。共学化の1 年前から、『医薬系進学コース』を設置。昨年から中学は、『特進医歯薬理系コース』『特進文理コース』にコースを再編しました。難関私立大への進学実績も着実に伸びており、保護者の期待値の高さを感じています」
豊島先生 この教育改革をけん引したのが、2年前に就任した南登章生校長です。南校長は前校でも校長として教育改革に手腕を発揮した人物。同校に赴任し、生徒の素直な気質、宗教を通じた情操教育に感動。「この生徒たちの資質を伸ばしたい」と熱意を燃やし、毎朝15分の『読書タイム(高校は小テスト)、『習熟度別授業』、7限目を活用した『補講』や『定期考査対策授業』、3泊4日の『夏期勉強合宿』、『成績評価システム』の導入など、さまざまな取り組みを実施してきました。
<写真>「教育改革と伝統教育の両輪によって、現在の賢明学院が生まれたのです」と、同校に長く務める豊島美苗先生。ご自身も学院の良き伝統を維持する要となっている。
「『定着学習』も南校長が始めたフォローアップシステムです。定期考査初日に、国・数・英の3教科の試験を実施。3日目には答案を返却し、生徒の理解不足が見られる部分を改めて指導したうえで、再テストを行っています。『70点台から90点台に上がった!』と喜ぶ生徒の姿を見るのは、私たちもうれしいものです。また、100 名以上が利用可能な自習室を新設。20時まで開放しているので、部活終了後でも充分に利用できます」
このように、勉強と部活動を両立して取り組める環境が整ったことで、生徒の意識も変化し、何事にも積極的に取り組む姿勢が見られるようになりました。
「以前にはなかった活気が生まれた」と、豊島先生は喜びの表情を見せます。
サッカー<写真>サッカー部の専用ピッチなど、部活ごとに専用の練習場を用意。同校にはコースによる部活制限がなく、生徒はのびのびと学習と部活を両立させている。


???????????????????????????????「今年、早稲田大学法学部に進学した男子生徒は、入学当初はサッカー部の活動にばかり夢中でした。それが高2から勉強に目覚め、弁護士になりたいと発奮したのです。また、『クエストカップ』というプレゼンテーション大会では、女子チームが予選を勝ち抜き東京大会で部門賞を獲得。大阪府立大学の教員との取り組みで、英語でのディベートに挑戦した生徒もいます」
<写真>企業から出されたミッションに挑戦する『クエストカップ2014』で全国大会に出場。テーブルマーク賞を受賞した。
同校は以前から英語教育に定評があり、海外研修や留学制度が充実。帰国子女や、学年ごとに2~5名程度の留学生も受け入れており、ネイティブ教員も学院全体で5名在籍するなど、グローバル人材育成に力を入れています。また、カトリック校ならではの習慣が始業前の『祈り・沈黙』です。にぎやかだった生徒たちが、時間になると自らスッと沈黙し祈りを捧げます。

今年創立60周年を迎えた同校ですが、共学となっても変わらぬ、この培われた精神こそが、現在の人気を支えているのでしょう。
English台湾

<写真左>英会話の授業では、中学校は日本語教員とネイティブ教員の2名態勢、高校ではネイティブ教員2名態勢となっている。
<写真左>また、中2のスイス研修、中3の台湾語学研修が必須。オーストラリアでの中長期留学も可能。

(取材・文/蔵麻子)

 

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