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進学通信NO.55-神戸龍谷
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11月
  • 進学通信NO.55-神戸龍谷
  • No.55 . 神戸龍谷 . 私学タイムズ . 進学通信 .
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学校生活のすべてが成長の場

仲間と切磋琢磨し合い、学力と豊かな人間性を育む

 “仏教精神による人間教育”という建学の精神のもと、知識や教養とともに他者への気づかいや感謝する心を育んでいる同校。中学時代は学習習慣をつけること、人間性の土台づくりをすることを根幹としています。現在は数学に重点を置いて論理的思考力を養成し、国公立大学を目指す『特進』と、ネイティブと日本人教員の2人担任制で、世界に通用する語学力を身につける『英進グローバル』の2コースを設置。1学年80人の少人数制できめ細かな教育を実践しています。

koberyukoku04週1回全学年で行う『礼拝』は生徒主体で進行。法話を聴くだけでなく、生徒が仏教童話を朗読することも。5月には中1が京都の西本願寺を参拝する。

 「中3からは国語・数学・英語(英語は中2から)において、コース別ではない習熟度別授業を実施することで、苦手科目を克服し得意科目を伸ばしています。また毎日2時間以上の自主学習をすすめており、放課後の図書コーナーや廊下のオープンスペースは、毎日宿題や自習をする生徒でいっぱいです」(中学部長・木村眞澄先生)

 加えて、理系分野への関心を高めるために、中2では龍谷大学理工学部の体験授業『科楽教室』に参加。大学生と一緒に実験を行うなど、中大連携の取り組みも実践しています。

koberyukoku07その日の学習内容や宿題、出来事、感じたことなどを生活ノートに書く。「先生は毎日ノートを確認してコメントを入れるので、生徒の心の動きまでよくわかります。気になれば声をかけたり、保護者との連絡も密にしています」(木村先生)

     国際理解教育にも力を入れ、昨年は中1・中2が国際協力機構『JICA』を訪問し、アフリカでボランティア活動を行った方の体験談を聞きました。中3では、生徒がツアープランナーと客になりきり、プランナーが旅行先の国の見どころや楽しさを英語で説明する『ワールドトラベラーズフェア』を開催しました。

 3学期には全員参加の『イングリッシュスピーチコンテスト』を実施。与えられたテーマについて自分の考えを英語でスピーチし、予選を通過した生徒が講堂での本選に挑みます。『イングリッシュスピーチ』は最初、英会話の授業中に行っていましたが、好評だったので行事として行うことに。今ではノリのいいネイティブ教員の指導で、ジェスチャーやパフォーマンスも交えて楽しんでいるようです。

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▲『イングリッシュスピーチコンテスト』は、学年ごとにテーマが与えられ、その中から興味のある内容を英語でまとめ、3分間のスピーチを行う。発音はネイティブの先生がチェック。

koberyukoku06◀8月下旬に滋賀県で行われる中学3学年合同の勉強合宿。「夜の自習は大広間で全員一緒にするので、下級生は上級生を見習い、上級生はがんばる後輩からよい刺激を受けるようです。自主学習の習慣が身につくのはこのときです」(木村先生)

  生徒たちが「学習意欲がわいた」と口をそろえるのは、8月下旬に3学年合同で行われる2泊3日の勉強合宿です。授業は習熟度別で夕方まで行われ、数学は数検対策、国語は単元ごとの復習、英語はネイティブ教員によるサバイバル・イングリッシュ(日常で役立つ英語)を中心に行います。夕食後は全学年同じ部屋で自習しますが、仲間とはげまし合い生まれた連帯感や達成感は、行事への積極的な取り組み方にも表れてきます。

そして「遊ぶときは思い切り遊ぶ!」が同校のスタイル。学年ごとに研修旅行が実施され、中1は7月に竹野海岸でマリンスポーツ、中2は上高地・穂高で登山や天竜川のラフティング、中3は3月に北海道でスキーに挑戦します。9月には中1と中2が淡路島で農業実習。収穫した野菜で料理を作り、食べ物のありがたみを実感しました。どの行事・体験学習でも、生徒たちは楽しみながらも思いやり、助け合いの精神を学んでいくのです。

 また11月の『文化発表会』は、中1~中3の縦割り班で行います。授業で学んだことを生かして、英語案内のお化け屋敷、数学パズル、ミニ火山を作った班など、内容はさまざまです。

「昨年からは生徒会を中心に、より深く生徒が行事に関わるようになりました。新入生歓迎会や中高合同の文化祭、体育大会などで抜群の行動力を発揮しています」(木村先生)

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(写真左) 研修旅行では、豊かな人間性を育む。7月は中1が竹野海岸臨海実習でシュノーケルやカヌーなどマリンスポーツを楽しみ、中2は上高地・穂高でトレッキングや自然学習を実施。中3は3月に北海道でスキー体験を行い、団結力や協調性を身につける。

(写真右)5月は、中2と中3が農業体験。トウモロコシの種植えや玉ねぎを収穫した。現地の人に農業という仕事について話を聞き、食物を“いただく”ことの大切さも学ぶ。

koberyukoku03中学生活の集大成として、3年間で学んだ成果は“卒業研究”で論文にします。歴史や文学、科学、芸能から実体験に基づいた話まで、各自が興味のあるテーマについて調べ、グラフやイラスト、写真などを入れてまとめます。優秀論文にはプレゼンの機会が与えられるので、わかりやすい表現方法や伝え方に、皆工夫を凝らしているようです。

▲一人ひとりが関心あるテーマについて調べ、中学3年間で学んだ成果を『卒業研究』として発表します。理科や歴史だけでなく、鉄道など自分の好きな分野を深く探求し、冊子としてまとめます。

校訓の“ 和顔愛語(わげんあいご)”には、和やかな笑顔、優しい言葉で人に接するという意味が込められており、生徒たちは学校生活のあらゆる場面でこの校訓を見事に体現しているのです。

(取材・文/大松有規子)

 


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