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進学通信No.55-常翔学園
12
11月
  • 進学通信No.55-常翔学園
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“信念を貫ぬく尊さ”を表現し、凖グランプリに!

 実在の企業や人物を題材として、社会で生きる力を学ぶキャリア教育の一つ『クエストエデュケーションプログラム』。その取り組みの成果を発表する『クエストカップ2014全国大会』が、東京の法政大学・市ヶ谷キャンパスで2月に開催されました。
 全国100校を超える中学校・高校が参加するこの大会で、同校は3部門すべてで全国大会へ進出しました。

josho02全国大会出場が決まった時期から、内容を常にブラッシュアップさせながら、朝・昼・放課後と練習を重ねてきた。大会当日も朝5時に起き、ギリギリまで練習!

 【人物ドキュメンタリー部門】では中3生のチーム『はぎちゃんず』が、【自分史部門】では出場した中3生2名のうち1名が、それぞれ“準グランプリ”に輝きました。

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写真上  【人物ドキュメンタリー部門】で凖グランプリに輝いたチーム『はぎちゃんず』のメンバーたち。リーダーのHくん(写真右から2番目)は「出るからにはグランプリを獲るつもりでいたので、準グランプリという結果はとてもくやしかったんです。高1で取り組む【企業プレゼンテーション部門】では絶対グランプリになります!」と力強く意欲を語ってくれた。

写真下  【自分史部門(未来編)】で準グランプリを獲得したEくん。「作中で描いた自分は、理想の自分で、実現させるためには努力が必要。自分がこれからどうあるべきかを明確にするために、この作品を書きました」。

josho04チーム『はぎちゃんず』は、東海大学創立者・松前重義氏の生涯を“逆境に耐え抜き自身を貫いた信念の人”という切り口で作品にした。官僚・政治家・科学者・教育者と幅広く活躍した同氏を、制限時間10分内でまとめた構成力、授業中の居眠りからタイムスリップして同氏の人生をたどるという演出など、総合的な完成度の高さが審査員をうならせた。

「次は必ずグランプリを獲ります!」と、『はぎちゃんず』のメンバーたちは、高校でのプログラムに向けて早くも意欲を燃やしています。

josho08「グランプリのチームと比べても遜色のないできばえでした。来年度に向けての意欲が生徒たちに芽生えたことは、教員としてよろこばしいことです」と大会を振り返る根来和弘先生。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ見ぬ未来への抱負と葛藤を表現した『未来の自分史』

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写真左 【自分史部門(未来編)】で準グランプリを獲得したEくんの作品『振幅』は、古生物学と文学の両方に関心があり、進路に悩む自身の葛藤を、“大学で自然科学を学んだのちに小説家に転身した自分”と仮定して表現したもの。中学生離れした文章力と構成力、「自然現象を研究する自然科学も、心を知るための文学も、自分たちを理解するためのものであることは同じ」と作中で語る繊細で豊かな感受性が大いに評価された。

写真右 【自分史部門(未来編)】では、未来の自分の姿を3000字程度のエッセイにまとめて朗読。Kくんの作品“人生の宝物”は、「周りの人への感謝の気持ちが、自分の人生を豊かにする宝物だ」というメッセージを込めた作品。生きていくうえで大切なことは何かと考えたとき、この作品が生まれたそうだ。

 今大会で準グランプリを受賞した生徒たちは、中学校の第1期生。お手本となる先輩がいないにも関わらず、高いレベルの作品を作り上げ、全国の舞台で堂々とプレゼンを行いました。 実社会で活躍する人物を育成し、“自ら考え、行動する力”を伸ばすことを教育理念としている同校。全国で通用する実力が身についていることが、早くも1期生から証明されたようです。

josho06審査委員長の米倉誠一郎氏(一橋大学・イノベーション研究センター教授)をはじめ、審査委員全員が『はぎちゃんず』の硬派で完成度の高い作品を高く評価し、グランプリ作品と最後まで票を争ったことを明かした。

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凖グランプリを獲得した、中学校1期生メンバー。生徒の個性を尊重し伸ばす教育と、生徒同士が互いの個性を認め尊敬し合う環境が、今回の結果をもたらした。

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抱負を胸に卒業式を迎えた中学第1期生

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一人ひとりに卒業証書が手渡され、涙と感動で締めくくられた卒業式。教員にとっても試行錯誤の日々だった3年間を振り返り、時間がかかっても一人ひとりに卒業証書を手渡そう、というのがこの日を迎えた教員側の想いでした。また1期生にとってこの卒業式は、高校生へと羽ばたく大きな節目。新しいスタートへの期待と希望に胸を膨らませる一方で、先輩や高校からの入学生と競う環境に変わると、気を引き締めました。卒業を前に生徒たちが詠んだ川柳にも彼らの抱負が表れています。

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(取材・文/蔵 麻子)


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